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南極大陸の土地を取得しよう!
コウテイペンギン至上主義の勉強会に出席し、コウテイペンギンのコロニーがどんどん減少していることを知った。
南極大陸はどこの国の領土でもない。当面は南極大陸を資源開発などで生息地が荒らされることはない。これは、南極条約で各国の領有権が凍結されているからである。
鉱物資源の採掘云々については、そもそも各国の領有権が凍結されているため棚上げの状態である。領有権の問題が解決しないのに採掘権の話し合いを
2024年4~6月に読んで面白かった本
今回は少し古い本(2000年代以前)が多め。
古い本だと出版社が倒産していて、探すのに苦労する。
国会図書館の検索エンジンを使うと探しやすい。
南極条約体制と国際法
コウテイペンギン至上主義の勉強会に参加して、ふと思った。
「南極大陸の領有権を主張すれば、コウテイペンギンのコロニーを保護できるのでは?」
そんなわけで、現行の南極大陸の領有権がどうなっているかについて調べた。
南極大陸の領有権
2024年1~3月に読んで面白かった本
四半期ごとの読んで面白かった本シリーズ。
・アイスピックを握る外科医
標本採取の傍らの奴隷貿易、墓暴き、人体実験、ロボトミー手術…と科学に熱中し過ぎて倫理を忘れた人達の話。
一章が短いので読みやすい。
科学者に倫理は必要な一方で、当時の倫理観を無視するような人が一人くらいはいないと人類はここまで発展できなかった可能性はある。
例えば、人体解剖をしたジョン・ハンターが生きていた18世紀当時のイ
2023年に読んで面白かった本
2023年も残すところ後わずか。
今年読んで面白かった本を挙げていく。
「綿の帝国」
「換金作物を栽培すると儲かるよ!」という話はよくあるが、主食である穀物やイモ類の栽培をやめると綿花相場が少し下落しただけで食べるものが無くなる。後は債務漬けだ。
綿花栽培の普及と帝国主義はセット。サトウキビ、コーヒー、カカオと同類である。
「エジプト近現代史」
スエズ運河を建設する時に外債で資金調達をし
コーヒー農園ツアーへ行ってきた
チェンマイのコーヒー農園ツアーへ行ってきた。
同行する友人がコーヒー好きで「コーヒー農園の見学は面白そうだ」と考えてのチョイス。
事前に日本からツアーを予約してホテルでピックアップしてもらうタイプの半日ツアー。旅行会社のサイトが生きているかどうか不明だったが(お問い合わせフォームが壊れていた。HTMLがなってない)、メールの返信がすぐに返ってきたので「まあ生きてるでしょ」の感覚でツアー代金を支払
2023年(7~9月)に読んで面白かった本
四半期ごとに書いている読んで面白かった本シリーズ。
面白い本は読む手が止まらなくなる。
年数重ねるにつれて審美眼が養われている筈なので後半に読んだ本の方が面白い……と思う。
・「世界を変えた10のトマト」
イタリアにトマトが上陸して300年は食卓に並ぶことはなかった。ずっと観賞用として栽培されてきた。
ナポリのピザにトマトソースが添えられるようになったのは19世紀後半と遅い。我々のイメージす
2023年(4~6月)に読んで面白かった本
四半期ごとに書いていたが、4~6月が忙しくて書けなかった。
・「エジプト近現代史」
「エジプトは日本より半世紀前に近代化を始めたのに、未だに発展途上国のままであるのはなぜか?」に答えた本。
その原因はスエズ運河と綿花栽培である。
スエズ運河の設立はエジプトが労働力と資本を負担、エジプトの手持ちの資本だけだと資金不足だったので、英仏が資本を一部提供することで完成した。ところがどっこい、エジプトの
タバコの発芽について
個人輸入したタバコが発芽したので記事を書く。
タバコの栽培は合法だが、製造は違法なので注意。タバコの葉を乾燥させるとたばこ事業法違反になる。鑑賞目的の栽培はセーフ。
前回の記事はこちら。
種まきについて
タバコは好光性(光を当てると発芽する)なので、土は被せずにそのまま種子を蒔く。種子のサイズが小さいので粒子が小さめの土を使う。
ホームセンターに行くと「種まきの土」みたいな商品が売っているの
自作チーズを熟成させよう~ロークフォール編~
自作チーズ作りが上手くできたので記事を書く。
前回の記事はこちら。
ロックフォールチーズは最低でも60日は熟成させるのだが、作者が我慢できなかったのと、ゴールデンウィーク中に食べれば食中毒に当たっても大丈夫という判断で熟成45日程度で食べた。まだチーズは残っているので熟成期間の変化で味がどう変わるかは検証する。
毎日のお世話
朝晩ひっくり返してタッパーに敷いてあるキッチンペーパーを取り替える
2023年(1~3月)に読んで面白かった本
四半期ごとに書いている面白かった本のまとめ。
私生活が忙しかったので思ったより読めていない。
織物の世界史
毛皮、絹、綿、羊毛、合成繊維と織物についての歴史。
衣服についての歴史を広く押さえてあって読みやすかった。
1960年代までは服は自作していた人の方が多数派だったのが意外。
なぜ服がここまで安くなったのかというと、石油から作られる合成繊維の発明とコンテナによって物流が効率的になったから
自作チーズを作ろう~ロックフォール編~
自作チーズを作る怪電波を受信したので、チーズのスターターの輸入をすることにした。正直、個人輸入をしたいだけでチーズ作りは二の次だったのだが、チーズ作りは予想以上に面白いので記事にする。
いつも通り海外サイトを巡回、チーズのスターターを輸出してくれる業者を探して商品を買った。
チーズのスターター(ヨーグルトの種みたいなもの)、カビ菌(青カビと白カビ)、レンネット(牛乳を凝固させるのに使う)を購入
タバコの種子の輸入について 後編
前回、植物検疫証明書の添付し忘れで税関に全部廃棄された続きである。
正月休み中に作戦を練って他の業者を探していた。植物検疫証明書を添付してくれる業者を。
一つサイトは見つかったが、まだサイトの管理人が生きているかは怪しかった。2010年頃に設立されたサイトだと飽きて放置された可能性がある。
買い物かごもない。管理人のメールアドレスと電話番号だけ書いてある昔ながらのサイトである。「本当にこの店
タバコの種子の輸入について 前編
タバコの栽培をどうしてもやりたくなった。
「タバコの世界史」を読んだからだと思う。
タバコはカリブ海植民地に入植した人間が一番最初に栽培する植物であった。タバコは初期投資が他の農作物と比較して安く、播種から8ヶ月程度で収穫できるので資金回収効率が高い作物である。
タバコ栽培である程度元手を貯めた人間は、資本は必要だがより利益の出るサトウキビ、カカオ、インディゴ栽培に手を出すことになった。
タバ
2022年に読んで面白かった本
今年も残りわずか。
毎年恒例の今年読んで面白かった本の総集編を書く。
年末年始は意外と暇だぞ。
相場師マーク・リッチ
原油のスポット市場(その場で必要な分だけ取引できる市場)を開発した相場師のインタビュー本。彼がスポット市場を開発するまでの原油取引は長期取引(20年間いくらで原油を買い続けるといった長期契約)が原油取引の90%以上を占めていた。長期取引はオイルメジャーの仲介しないと取引できない