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七十二候「鴻雁来(こうがんきたる)」

さすがに秋本番、といったところでしょうか。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

10月8日。
二十四節気は「寒露
七十二候は「鴻雁来(こうがんきたる)

雁が北から渡ってくるころ。冬を日本で過ごす渡り鳥のことを「冬鳥」といいます。その年に初めて訪れる雁を「初雁(はつかり)」、渡ってくる頃に吹く北風を「雁渡し(かりわたし)」といいます。

暦生活より

十三夜、ご存じですか。
十五夜に続いて月が美しく見えることから、お月見の風習があったんです。実は私も知りませんでした!
よく読んでみたら、なんと日本独自の風習だそうです。そして今年は10月27日が十三夜だそうで。

お月見どろぼうが現れた!
どうやら、十三夜のお供え物として作った「だんご」を、この日は盗んでもいいという風習まであるようです。「こどもは月からの使者」だという考え方があるようで、だんごを盗まれる(盗んでもらえる?)と豊作になる、という言い伝えがあるようです。なんだかおもしろいですね。
まあ、今では無断で持ち去るのはよくないから「お月見どろぼうです!」って言いながらお菓子もらうみたいですね。その光景だけ見ると、微笑ましいというか、今でもその言い伝えが続いてんだなあとか考えちゃいます。

「やあやあ、僕はお月見どろぼうだよ。このおだんご、盗ませてもらえないかい?」
「盗ませるものはありません!(ピシャッ)……なんて言うわけないでしょう。そこに並んで、ちょっとお待ちなさいね」

暦生活のサイトに「七十二候は年により変動します」とちいさく書いてあるのはなんとなく知ってたんです。結構ずれてるけど、この日だった年もある、ってことで!

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