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【テーマ学習】地に足をつけて突き抜ける【3月】

3月は以下のテーマを学習しました

  1. 戦略

  2. 一流の人たちの流儀

  3. 平均と自己独自性


戦略

全部で500ページ以上あるため、読み切れず
しかし、個人的に大切だなと思ったことを書いておきます

目標と戦略は別物である
目標は「こうなったらいいな」ということから逆算するのに対して
戦略は課題の分析から始める
課題の中から最重要ポイント、かつ実現可能性があるものを見つけ出し、
そこに全リソースを注ぐ

要は、目標と違って戦略は地に足がついている必要があるということ

例えば、夏休みの課題で考えてみましょう

あなたは
「夏休みの課題を夏休み中に余裕をもって終わらせたい」
と思いました

「そのためには、毎日これだけのページをこなせばよい」
と考えるのが目標です

それに対して戦略
「そもそもなぜ自分はこれまで余裕をもって終わらせることができなかったか?」
「取り組むための障害となっている要素は何か?」
といった課題から分析し始めます

分析した結果、
「自分には勉強をする習慣がなかった」
「そもそもどのぐらい時間がかかるかを考えていなかった」
「結局、このぐらいで終わると考えていた時間の2倍ぐらい時間がかかってしまう」

などの課題の中から
「自分が解決できそう、かつ解決することで目標達成に大きく近づく要素は何か?」を考える


どちらの結果が良いかは皆さんの想像にお任せします


一流の人たちの流儀

一流と呼ばれている人たちがどのようなことを意識しているのか?
を色々な界隈から集めました

ここで語られていたことで印象的だった学びをかみ砕いて伝えると

目を鍛えよ
そのためには徹底的に模倣せよ

思考を深くせよ
そのためには「もし~だったらこうする」という反実仮想を行う習慣をつけよ

実践的なアドバイスと、アドバイスにまつわる事例が簡潔にまとめられており、非常に読みやすかったです
全部で約50個ほどのアドバイスが載っています
必ずためになるものが載っているでしょう


この本では3つの事柄が印象的でした
以下では自分なりに解釈した学びを残しておきます

全てを自分中心に考える極座標的な脳から徐々に卒業しよう。

そして、デカルト座標へ。
つまり、自分は世界の一部に過ぎないと腹落ちできるようになろう。

これは書いてある通り、心の底から納得するにはそれなりの経験が必要なんでしょうな


「自分は何だってできる!」と全能感を持ったと思ったら、
自分の無能っぷりに絶望する
というような情動が乱高下することは若い頃は誰でもある。
変に特別視しないしなくてよい。
有頂天になる必要も、絶望に押しつぶされる必要もない。

いつの時代も「○○の‪✕‬‪✕‬を知らないの?」という
流行を知らない人を煽る言葉は飛び交う。
今も昔も変わらない。

また、こんなこと言っていいんだ…!と度肝を抜かれた言葉を紹介します

今考えると、ものすごく能率の悪い頭の使い方をしていたなという思いがあるんです。どういうことかというと、くだらない本・読む必要がない本を読みすぎていたという思いがあるんです。

この世にある本の相当部分は頭の悪い人が書いた頭の悪い文章の羅列で、読む価値がない本です。読めば読むほど自分の頭が悪くなるような本ですから、読まないほうがいいんです。

東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義 p.105

とはいえ、その真贋を見極めためには読むしかないよなーとも思いつつ。

次善作は、本当に賢い人の進める本を読むことですね
(現れては消えるような、よく分からないインフルエンサーが
薦める本ではなく)


平均と自己独自性

平均を使って物事を考えることによって起こる問題点を指摘してくれる本

平均に対して変に過信せず、参考程度でいいんだな
と気づかせてくれました
(学生の頃も、平均点より高い低いで一喜一憂していたけど、平均は集団によって違うし、そんなに気にする必要なかったなと思う今日この頃。平均よりも、過去の自分と比較したほうがよっぽどよかった)


現在、世界は「標準化の時代」から「個別化の時代」になっている

みんなで同じテレビ番組を見る時代から、
YouTubeやNetflixで個々人の好みに合わせた内容を見る社会となった

そんな世の中においては、1つの道を淡々と突き進むという標準化時代に成立した成功法則はもはや賞味期限切れではないか?

と本書は問いかけている


また、他にあった気づきとして
モチベーションというものは思った以上に複雑で多様なのではないか?
「仕事や勉強へのモチベーションがあるorない」とか簡単に言うが
そんな単純なものではないのでは?

この辺の話は、「個別化の時代においてモチベーションを複数持つことでどんな利点があるか?」という話の中で思いました



おまけ

最近、道路を運転しながらふと遠くを見ると、雪化粧をした山嶺が鮮やかに輝いていました。

日常のふとした瞬間に物事の美しさを感じられることは
小さなことかも知れないが、幸せなことである

と思いました。
(スマホばかり見て地面を凝視していては味わえない感覚ですね)

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