漢方の三つの要素 気血水 気とは①
人間は気血水という三つの要素でできている
漢方を少し詳しく解説していきます。
漢方では、人間は「気」「血」「水」という三つの要素でできていると考えます。
気血水それぞれが体の内側にたっぷりとあって、体のすみずみまでしっかりめぐっていることが健康で美しい状態なのです。
「気」とは「生命エネルギー」のこと
「気」とはあたたかい空気のようなもので、目には見えないけれど、たしかに体の内側にあると感じられます。
気はエネルギー満ちた原動力のようなもの、つまり生命エネルギーのことです。
元気 勇気 気配り 気づかい やる気
日本語にはたくさん「気」が使われています。日本人は、気が好きですね。(^^)
「気」の働き1 推動(すいどう)作用
気には5つの働きがあります。
まずは、動かす働き。
体を動かす、体の中を動かす。
そして、気血水を動かす。つまり、代謝や肌のターンオーバーを促します。
気が不足すると、、、
疲れやすい だるい やる気が出ない
便秘になる 肌がくすむ 肌がごわつく
代謝が悪くなる 敏感肌になる
「気」の働き2 温煦(おんく)作用
温める働き。
体を温める。
気が不足すると、、、
冷える 寒がる 冷え性
この続きは、明日書きます。