【 #ネット授業 を大解剖!】ICTを身につけるだけじゃない!オンラインだからこそ相手の気持ちに気づき、繋がることを大切にする学びの時間!
はいたい!スタッフの西貝ようこです。
私たちは、沖縄県うるま市島しょ地域で「ICTを活用した特色ある学校づくり事業」を行っています。
今回はその1つ「ネット授業」の現場からレポートをお届けします。
そもそも、ネット授業とは?
うるま市島しょ地域の2校(海中道路から橋でつながる4島のこどもたちが通う『彩橋小学校』の5~6年生の児童たちと離島の津堅島にある『津堅小学校』)の小学生が、1人一台の端末を使い、Zoomをつないで行う授業です。
5月から週に1度の総合学習の時間を使って行っています。
誰が授業をやっているの?
プロジェクトの企画・開発・運営を行う学校法人角川ドワンゴ学園と、現地コンテンツの開発・現場コーディネートを行う株式会社rokuyouから成る計7名のスタッフが授業に入っています。
児童と同様に全員がそれぞれの端末からZoomで参加していますが、リモートでファシリテーションを行うメンバーもいれば、学校の現場に行き児童のサポートを行うメンバーもいます。
ネット授業ではどんなことをしているの?
1学期の取り組みは以下の3つを順に取り組んでいました。
これからの交流や学びに必要なICTスキルの素地を作ることが第一の目的なので、
まずはネットに慣れるところから!
楽しみながらできるクイズなどを通して、実際にマイクのミュートを外して話してみる、チャットでメッセージを送信してみるといった感じで基本的な操作を習得しています。
さすがデジタルネイティブ、みんなチャットも活発で習得がとても早いです。
最初は難しい、できないと感じている子に対してもスタッフや先生のサポートがあるので少しずつ慣れてきています。
また、固定メンバーの小グループを組んで、ブレイクアウトルームで行うワークの時間も多くとり、グループメンバーと担当スタッフとの仲を深め、発言することにも少しづつ慣れていきます。
自分の気持ちに気づき発言すること
基礎的なことがある程度できるようになったら、今度は心理的安全性を確保しながら自分の気持ち・考えを伝えていく練習をします。
例えば、こちらが用意してお題に対して自分はどれくらいの気持ちかを、Googleスライドを活用したグラデーションマッピングで表現します。
この写真は、自分が住んでいる島は好きか?というお題
私のチームは全員、島好きでした!(嬉しい)
たまたまみんな同じくらいでしたが、感じ方も考えも人それぞれ、十人十色。
誰か・何かが正しいという固定概念に縛られる必要もないし、人目を気にせず自分を表現していいんだということを大切にしています。
そのためにも、相手の意見を批判したりせず、そういう考えもあるんだという心理的安全性を土台にしています。
ネット授業だからこそ大切なオフラインの交流
今年度は、1年間オンラインでの学びを深める前に、一人一人の児童の心理的安全性がより担保されるような関係性をオフラインで構築する時間を設けました。
ネット上で会っていたメンバーと実際に会えるのはワクワクしますよね。
今回は津堅小の児童が、フェリーに乗って彩橋小学校まで来てくれました!
今回は2コマの授業枠を使って、たくさんゲームをしました。
・2グループでフルーツバスケットで自己紹介
・全員でグラデーションマッピング
・いつもの小グループでA4用紙1枚で穴をつくって全員がくぐるゲーム
などなど
ゲームを通して楽しみながら仲を深めていきました。
とにかくみんなとっても楽しそうなのが印象的でした!
以上。
次回以降の記事では、更に遠くの離島「竹富島」の児童との交流授業の様子をお届けしたいと思います!
それでは、またやーたい!
うるま市島嶼地域(津堅小中、彩橋小中、与勝第二)でスタートした本プロジェクトは、noteの他にもInstagramでも発信しています!
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