Leica M2のテスト撮影(日本・シンガポール)。
僕が普段メインで使っているフィルムカメラは、
Canon Eos 1V + Sigma 40mm f1.4 Artという組み合わせで、
ボタンを押せばオートでピントが合い、露出も正しい状態で撮影が可能な
優れもの。
しかし、クラシックカメラも大好きです。
電池は不要だし、手にずっしりくる重さや冷たさが、ガラスと金属の塊って感じがして本当にたまらない。
高校を卒業したての頃に初めて購入したライカはLeica M2で、あまり状態が良くないからと当時4万円でお釣りが来る程度の金額で売られていた掘り出し物でした。
当時10万〜20万のカメラなんて絶対買えませんでしたから、カメラとの出会いは運命かも知れませんね。
思えば初めての海外旅行で行ったパリ、初めて一人で旅したマレーシア、旅路には必ずこのカメラをお供にしていたのですが、ある時から革が経年劣化で剥がれてしまって、ここ数年なんとなくしまいっぱなしにしていました。
そして最近、偶然ネットで張り替え用の革のシールを発見し、即購入。
綺麗に掃除もして、また使ってあげることにしまして。
で、今回はテスト撮影の結果をお伝えできればと思います。
正直付属品の類は使うことさえ出来れば、純正でなくても全く気にならないのですが、レンズばかりはどうしても古いレンズが好きです。
昔お世話になったクラシックカメラの先生の影響なのですが、オールドレンズ×微粒子硬調系フィルムの作り出す絵が大好きなんですね。
以前Summar 5cm f2とEfke25とR09現像の組み合わせで作った白黒ネガを暗室でプリントして超感動した思い出があります。
今回、テストに使用したレンズは3本、
・M-Elmar 90mm f4
・M-Summicron 50mm f2 1st Collapsible
・L-Summaron 35mm f3.5
一応Sony α7Ⅱでレンズに問題が無いか確認済みなのですが、ズミクロンだけ沈胴レンズで、これが久しぶりに扱うものだから、ちゃんと繰り出し固定出来てない状態で使っていることが多いらしくピンボケ写真を量産する結果となっています。笑
近所の公園の花壇で試写。
オールドレンズらしい柔らかさがあり、ナチュラルな写りをしています。
一応Sony α7Ⅱでレンズに問題が無いか確認済みなのですが、ズミクロンだけ沈胴レンズで、これが久しぶりに扱うものだから、ちゃんと繰り出し固定出来てない状態で使っていることが多いらしくピンボケ写真を量産する結果となっています。笑
ズマロンだけかなりコントラストや色がしっかり出る個体みたいで、F8より開放側だと解像感が若干甘いものの絞ればしっかり写ってくれる感じです。
ズマロンはKodak Ektar 100で撮影するのが好みですが、最近は高くなってしまってなかなか使えないですね。
ズミクロンはイエロー被りがキツい、白黒用にするのが無難かも知れない。
すごいイエロー被りだけど、昔のルミックス(ライツ搭載のパナ製コンデジ)もこんな感じの色味の写真が多かった気がして、ちょっとノスタルジーを感じている次第であります。笑
ここからシンガポールでの写真です。
頂き物のKodak Portra 160にて。
この辺はさすがズマロン!って言いたくなりますね。
しっかり写っております。
ピントを外していてもなんとなく可愛い写真になるのがフィルム写真の良いところかも知れません。
もちろん、賛否あるのは当たり前ですが。
バレスティアロードにあるOriginal Herbal Shopの亀ゼリー(亀苓膏)が
シンガポールで一番美味しいと感じました。
おばちゃんが一人で店番していてポイントを貯めると1つ無料になるそうな。
比較的、マシに写っている写真を選んでみましたが、どうも距離計が怪しくて目測で撮影していたカットもあるので、そろそろカメラ屋さんで調整してもらった方が良さそうな気がしています。
完全に復活したらAdox CMS20Ⅱでも撮影したいなぁ…。
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