やっと振り返る時間ができている今日この頃。ふと携帯のアルバムを見ていた。ランドセルを背負って嬉しそうなウル、4月。自粛中せめてものお散歩で新緑の中一緒にポケモンを探した5月、学校が始まり不安定なウルを少しでも癒やそうとディキャンプに行った6月。そして7月、、写真がない!
今まで我が子の写真を撮らなかった月などない。そうか… 撮ることすらできないほど追い込まれていたのだ。あの頃は本当にひどかったなぁ。何がひどかったかって、私がだ。この頃はまだ、学校行けたら行こうね、という状況で毎朝行く行かないの確認をしていた。今思うとウルにとって一番辛い日々だったかと思う。学校は行かなきゃいけないんだ、ときっと誰よりも思っていただろうし、でも行きたくない、行けないという自分と毎日闘っていたのだから。1日でも早く、無理に行かなくても大丈夫だよ、と言ってあげればよかった。
それでもウルは学校が居場所として確保してくれた毎朝1限目の“通級”に行く日もあった。35分間の登校。そんなウルに付き添いながら、母は段々と“学校へ行くこと“がゴールではないと気づき始めるのだ。
※写真は学校から持ち帰ったウルのアサガオ。ウルと重ねてしまい、絶対に枯らしてはいけないと必死に育てていた。初めて咲いた色鮮やかな一輪が、ただただ、嬉しかったのを覚えている。