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漢検漢字辞典を読んで、気になったものをあげていくだけ#2 pp.10-19

こんにちは。胡乱布団です。
最近、漢検漢字辞典をあたまから通読しようというマイブームが興りました。そこで、気になったものをここに書き連ねていこうという試みです#2

見出し語 読み(カナ は音読み、かな は訓読み)
雑記

というふうに書いています。
また、漢字およびその読みは抜粋で、すべての漢字とその読みを網羅しているわけではありません。

p.10
悪酔強酒
字面だけだと、悪酔いしてるみたいな意味に見えるが、実際には願っていることと実行することが相反していることを指す言葉らしい。

悪に強ければ善にも強し
大悪人は一度悔い改めると生まれ変わったように聖人になること。まあ、ギャップ萌え的な。「悪人が善行をなし、善人が悪行をなす事もある。それが人間だ」(ちなみにわたしはFateエアプです)

p.12
握髪吐哺
優れた人材の獲得に熱心なこと。故事に、賢人が訪れたとき、洗髪中ならそれを握って、食事中ならそれを吐き出して、すぐに面会したこととあるが、「賢人なら時間くらい見計らってくるのでは?」という野暮なことを考えながら読んでいた。

 こせつ-く
齷齪の「齷」。準一級なら、偓促で出るはず。

p.13
見出しなしページ。

p.14
圧状 オウジョウ
強制して書かせた文書。この読みは準一級な気がする。

圧面 べしみ
なんだか読めそうで読めない熟字訓。

p.15
 アツ、とど-める、と-める、た-つ、さえぎ-る
知らない子だ。

遏雲の曲 アツウンのきょく
この故事の説明が、平均してほかのものの2、3倍の分量がある。編纂者の推し成語なのかもしれない。

 アツ、カン、めぐ-る、つかさど-る
アツだとめぐる、カンだとつかさどるの意味らしい。知らなかったというか、カンで読ませる場合が思いつかない。

 ふさ-ぐ、さえぎ-る
閼伽棚の「閼」。ふさぐ、さえぎるという読みがあったことは知らなかった。

 あっぱれ
あっぱれ! 国字だ。個人的にマイナーそうで、意外と人口に膾炙してそうな字だと思うのだが、実際のところどうなのだろう。

p.16
 ずつ
n個ずつの「ずつ」これに漢字あったんだシリーズ。準一級だと「宛も」で出てきそう。

p.p.16-p.19の2段目まで、見出しの漢字は「宛」「嵐」のみ。

p.19
 ホウ、あわび
国字。あわびなのに虫偏なのは、むかしは動物はすべて虫としていたかららしい。脊椎動物より、虫を含む節足動物のほうが歴史が古い(とされている)から、あながち間違いではない(なぞのフォロー)。

今回はここまで。

胡乱布団

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