年の瀬のお供に 〈今の気持ちはこんな3曲〉
こんばんは。
k.ueno | いよいよ今年最後の投稿
です。
「今年も残すところあとわずか」
という便利な語り出しも今日で終わり。
新幹線の窓から
取り立てて何をするわけでもなく
ぼーっと夜景を見る。
いろいろあったけど、
ゆっくりと足早に
流れ過ぎ去っていく2021年を
懐かしい音楽ネタと共に
皆さんと過ごせたら…ということで、
最後は音楽ネタで締めます。
例のごとく、
個人的な趣味としては、
洋邦・時代・有名無名問わず、
ロックもパンクもダンスミュージックも、
ジャズもフォークもフュージョンも
映画のサントラも、
という雑食系です(^_^;)
***
#01 ユニコーン 「雪が降る町」
「世の中は色々あるから、どうか元気で お気をつけて」
あまりにも直球で申し分けないくらいですが、
今年は雪の多い年末なのでなおさらの選曲です。
僕の音楽の原体験は
「ミュージック・トマト・ジャパン」
という音楽番組(僕が住む地域では再放送)
なのですが、
このモノクロのPVは死ぬほど
リピート放送されて見ていた記憶があります。
年末における
「市井の人々」の喧噪やせわしなさ、
ちょっぴりの儚さやあたたかさを
感じさせる楽曲。
なんとなく、知らない人同士でも
「よいお年を」と声をかけあえる
普通の世の中が、
実は一番かけがえのないもの、
みたいな解釈をしてきましたが、
まさに僕は今そんな心境です。
#02 Pixies 「Where is my mind」
狂っているのは自分の方か、世界の方か?
言わずと知れた、映画「ファイト・クラブ」の
エンディングテーマ。
キレッキレ時代の
デヴィッド・フィンチャーと、
男も惚れる男、ブラッド・ピットによる
この名作は、まさにアートとパンクの融合で、
映像も演技も音楽も
心揺さぶられる展開が続きます。
そして、ラストの静寂と
この曲のイントロから始まる
創造的破壊と破壊的創造が
目と耳に焼き付いて、
なんとなく物事の終わりや節目に際し
聞き入ってしまうのです。
「魂は年を取らない」とかいう名言を
最近耳にしましたが、
魂を感じさせるような大仕事、
来年こそはやってみたい。
#03 KATZE 「Good Times Bad Times」
「今世界の真ん中で 笑っているキミが一番ステキさ」
あー、ホントに懐かしい。
もうR40、50くらいになっちゃいますかね。
TV番組出演時の音源ですが、
アレンジがこっちの方が好きなので。
こういう気恥ずかしい歌詞を
ロックンロールに載せて歌うバンドって
いうのも、当時はあんまりなかったので、
今見るとさすがに荒削りな感じしますが、
まあこれはこれで不変です。
おそらく当時の湾岸戦争の影響?で
歌詞カードにはないのですが、
最後のコーラスで「WAR IS OVER!」と
連呼しております。
365日もあれば、
良いことも悪いこともある。
だから、不毛な争いだけはやめて、
お互いに笑っていたい。
最後の最後は、
そんなシンプルでエターナルな願いを込めて、
こちらの曲を紹介いたしました。
***
以上で、
2021年の投稿は終了します。
最後までお読みいただきました皆さま、
本当にありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願いいたします。
k.ueno
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