ドミニオンカード解説:橋の下のトロル
橋の下のトロルは橋系統のカードの中でも最も凶悪なカードです。元祖橋よりも複数枚並べるのが容易であるため、殆どのサプライでビッグブリッジを狙う必要があります。
ビッグブリッジについてはこちら
https://note.com/urihari/n/nf5746049913d
橋の下のトロルのここが強い!
持続する
橋の下のトロルは持続カードであり、プレイターンと持続ターン両方でコストを下げることができます。これのすごいところはビッグブリッジの問題点である、ドローに関与しない橋をアクションを消費して打たなければならないことを緩和できているのです。属州のコストを0にするために必要なのがたった4アクションと4ドローです。
そうでなくても持続することによりコストが下がっているターンが多く、デッキパーツをより効率的に集めることができます。中盤アクション権が少なくても交互に張れば-2コストになるので、そこから一気にデッキを作ることができます。
なぜかついているアタック
これだけ強力なカードでありながら橋の下のトロルにはアタック効果がついています。その効果は重複しない-1金を相手に与えるというもの。-1金と侮るなかれ、やっとの思いで出して5金8金が4金7金に下がってしまうのは非常に強力です。特に8金を出すことが重要なステロはかなり厳しい戦いを強いられることになるでしょう。そしてステロができないということは橋の下のトロルを用いたビッグブリッジを組むしかないのです。
基本方針
サプライに橋の下のトロルがある時はまずはビッグブリッジを狙いましょう。まずは圧縮と村系、ドローを入れてデッキを回るようにしましょう。橋の下のトロルはデッキパーツの獲得を手助けしてくれるカードなので早めに入れて問題ありません。引き切って橋の下のトロルを並べる体制を作りましょう。
運よく橋の下のトロルを独占できたら属州を買っていけばいいですが、殆どの場合対戦相手も同じことをするのでうまくいきません。なので上手くVPを管理しつつ3山枯れで属州を終わらせましょう。いずれのゲーム展開でも橋の下のトロルの枚数が大事になってきます。3山枯れとデッキのアクションとドローのバランスを見ながら、できるだけ多くの橋の下のトロルを獲得し、打てるようにしましょう。
注意点
ターン開始時からコストが下がる
持続してコストを下げるのは橋の下のトロルの長所ですが、倒壊のようなコスト参照系のカードが弱くなるというデメリットもあります。こうしたカードは橋の下のトロルを打ち始める前に使い切ってしまいましょう。
思ったより出ない5金
橋の下のトロルは橋と異なり+1金がついていません。それと相手のアタックも相まって思ったような金量を出すことができません。橋の下のトロルはもちろん、5金帯のドローカードなどを集めるためにも、お金の出し方は考えておきましょう。
引き切れないときは
引き切れない場でも橋の下のトロルは弱いわけではありません。コスト軽減は強いですし、引き切れないからこそアタック効果の影響力は大きいでしょう。ただし、そのような場では本来の強さを十分に発揮できるとはいいがたく、そうした場にあった5金のカードというのも数多くあります。本当に橋の下のトロルより強いカードはないか一度考えましょう。
関連リンク
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