避難所
暗黒時代には避難所という初期デッキを買えるカードが入っています。初期デッキに入るだけあってゲームに大きな影響を与えるカードなので、基本的な使い方を確認しておきましょう。
ルール
・避難所を使う場合初期デッキは「共同墓地、草茂る屋敷、納屋、銅貨7枚」とします。避難所のどれか1種類だけを使うなどはできません。
・避難所を使う場合でもサプライの屋敷の枚数は変わりません
(二人戦なら8枚、三,四人戦なら12枚です)
・避難所を使う明確なルールはありません。卓内で合意を得て使いましょう
(暗黒時代のカードが何枚出たら避難所を使うとしている人が多いようです。)
・避難所はサプライ外のカードです
(大使やチョウの習性で戻したりできません)
避難所解説
共同墓地
初期デッキに入っている+アクション権増加カードです。+1ドローがついていないため村よりも弱いですが、アクション権が増えること自体に価値があります。初手のターミナル-ターミナルもしやすくなりますし、サプライ全体で避難所でしかアクションが増えないといったことはしばしばあります。
草茂る屋敷
廃棄するとちょっとしたボーナスが得られます。勝利点でありながら1点も持っていないので気兼ねなく廃棄してしまってよいでしょう。
納屋
まさかのリアクションしか属性を持たないカード。1枚目の勝利点に限りデッキ枚数を増やさずに購入することができます。とはいえ上手くそろうとも限らないので先に廃棄してしまえるなら廃棄してしまってよいでしょう。ちなみに屋敷や公領を買って廃棄するのはあまり得策ではありません。
避難所場で起こること
避難所のコストが1
避難所は屋敷と違ってコストが1なので改築系のカードがやや弱くなります。特に改良系では2コストしか獲得できないので使いづらくなることが多いです。
屋敷シナジーがとれない
男爵や岐路のような初期デッキに屋敷があったほうが強いカードは使いづらくなります。避難所場であることを忘れて男爵を取るのはやめましょう。
ステロがやや不利に
共同墓地があることによるアクション権増加の恩恵をステロは受け取れません。また一般的にステロは初期デッキの屋敷を廃棄しないため、引き切りのような廃棄する戦術より3VP多く持っていることが強みだったりします。避難所はどれも勝利点を持っていないので廃棄しても点数差がつかず、初期デッキを廃棄する戦術が少し有利になりがちです。
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