ドミニオン戦術解説:ならず者
ならず者は繁栄の中でも非常に強力なカードです。民兵効果も強いですが購入時に1VPを得る効果が凶悪で、ならず者を複数枚並べると恐ろしい点数を稼ぎます。今回はそんなならず者を使ったデッキを見ていきましょう。
ならず者で点数を稼ごう
ならず者が場にある時にカードを購入すると勝利点トークンを1つもらえます。たとえばならず者をプレイして銅貨を2枚購入すると2勝利点トークン得ることができます。
そしてこの効果重複します。例えばならず者を2枚プレイして銅貨を3枚買うと6勝利点トークン得ることができます。
ならず者にも+購入がついているためならず者をプレイすればプレイするほど1ターンに稼げる点数が増えていきます。
ならず者の恐ろしさを体感しよう
サンプルサプライでゲームをしてならず者の恐ろしさを見てみましょう
デッキ構築
基本的には礼拝堂からの引ききりデッキを作ります。礼拝堂で圧縮して村系やドローを入れつつ、6金でならず者の購入を目指します。
礼拝堂起点の引ききりに関してはこちらをご覧ください。ただし今回はならず者で購入が出るため、ある程度のパーツを集めつつ早めに6金を出してならず者の購入を目指しましょう。
通常の引ききりデッキと違うのはゲームの最終目標が属州を買うことではなく「ならず者を並べて勝利点トークンを取る」ことにあります。今回属州を買う必要はありません。3山枯れに気を付けながら可能な限りならず者を並べてカードを購入しましょう。
購入するカードはならず者や村系、ドローを優先して購入します。最終的には余った購入権で銅貨を買って点数を稼ぎますが、ゲーム中盤や買った銅貨を廃棄できる体制が整うまでは買わずにならず者を並べることを優先しましょう。
望楼の使い方
ならず者とは少し離れますが望楼の使い方も紹介しておきます。
まずならず者で手札が減った状態では望楼はカードを6枚引くことができます。ならず者に限った話ではありませんが低コストカードでハンデスに対抗できる貴重なカードなので覚えておきましょう。
大事なのはここから。ならず者を並べた銅貨や呪いを購入した時に手札から望楼を公開するとそのカードを廃棄することができます。このとき「カードの購入」はしているので勝利点トークンは獲得することができます。今回のサプライでも望楼を入れることでデッキをまったく劣化させずに勝利点を稼ぐことができます。覚えておきましょう。