ドミニオン戦術紹介:拷問人ロック
拷問人ロックとは毎ターン拷問人を複数枚打つことによりあいてのデッキを妨害し、一方的に勝利することを目指したデッキです。やっていることは村鍛冶なのですが拷問人というカードの性質上、ただの村鍛冶にはない凶悪さをもっています。
そもそもなぜ拷問人がやばいのか
まず前提として拷問人は3ドローカードなので村系→ドローという村鍛冶の動きが2ドローの魔女と比べてつながりやすく、引ききりデッキのドローとしての適性があります。これを抑えておきましょう。
拷問人を受けると手札を2枚捨てるか、呪いを手札に加えるか選んで受けなければなりません。この二つがどちらも強力なのです。
まず呪いを受ける方ですが呪いをもらってしまうとデッキが厚くなり、村→拷問人がつながりづらくなってしまいます。また、拷問人では呪いを受け取らない選択肢もあるので、自分が呪いもらってしまうとその分対戦相手に与える呪いが少なくなってしまいます。そのためできる限り呪いはもらいたくありません。
一方で手札を2枚捨てる効果ですが、民兵と違って手札の下限がありません。ずっと手札を捨てることもできますが、そうすると手札が0枚になってしまい何もすることができません。そしていったんそういう状況に陥ってしまうと、相手は次のターンも拷問人を複数回打ってくるのでまた捨てて……と連続して何もできないターンが続いてしまいます。
このように一方的な格差をつけつつ、時には何もさせないようにすることができるのが拷問人の恐ろしさです。
拷問人ロックの組み方
目指すところは相手よりも早く拷問人を1ターンに複数回打ち、引ききり体制を組むことです。通常の引ききりデッキと違うところは拷問人を打つバリューが高いので、必ずしも圧縮から組むのではなく、とりあえず村系と拷問人を買って無理やりにでも拷問人を複数回打つことを目指します。
ゲーム序盤、まずは5金を出して拷問人を買いましょう。並行して村系を集め、拷問人を1ターンに複数回打つことを目指します。
拷問人を複数回打つことができるようになっても村系と拷問人を買い足し。毎ターンデッキを引ききるようにしていきます。安易に財宝を買って金量を増やしたり属州を買ったりせずに、確実に毎ターン引ききって拷問人を打ち続ける体制を作ります。拷問人ロックさえ続けていれば相手は何もすることができないので、ターンをかけてでも村系と拷問人だけを買い続けましょう。
こちらが十分に引ききれるようになったら、もしくは相手のデッキに十分な呪いが入って拷問人ロックを返されなくなったら、ロックに必要なカード以外を買って勝利点を獲得していきましょう。
拷問人ロックの返し方
拷問人ロックを受けている状態で安易に呪いをもらってしまうと、ただただ一方的に呪いがたまっていってしまうので安易に呪いを受け取ってはいけません。そうはいってもずっと手札を捨てていると手札0枚でパスするだけになってしまいます。そのためどこかでは呪いをもらって自分のデッキ強化を進める必要があります。
呪いをもらうタイミングは自分が拷問人を打てる、できれば複数枚打てるタイミングで呪いを受け取りましょう。拷問人ロックに対する一番の対策は自分が拷問人ロックをすることです。いい感じに切り返して呪い配りとハンデスを行い、相手に拷問人を打たれる回数を減らしましょう。
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