ドミニオンの同人誌を作る#3
続きものです。前回はこちら。
区分を考えてみました
今回の本のコンセプトは「ドミニオンのすべてのカードを紹介する」ことですが、そのために「それらが適切な分類分けをしている」ことが必要になります。そのためにカードがどんな役割を持っているのかで分ける必要がありました。
それがひとまず仮にできたのでお知らせします。
スプレッドシートのカード整理区分の部分になります。左から大区分、中区分、小区分と別れています。
大区分は大雑把なカードの役割をまとめています。本でいうとこの第N章みたいな区分になることを想定しています。
中区分はカードごとの主な役割を示しています。こちらにはどんなカードが区分されるのかの解説も書いています。
小区分は中区分の中でもさらに細かく見た役割を示しています。それぞれにどんな性質かの説明と、実際にどんなカードが含まれるかの例を紹介しています。
前回のレイアウトの大見出しが中区分、それをさらに分けたものが小区分に該当します。
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これを見るとネーミングがおかしいやこの分け方はおかしい、このカードがここにいるのはおかしいなど思うところは色々あると思います。その辺りは皆様からアドバイスを伺いたいのですが、少々ややこしいところは予め説明しておきたいと思います。
廃棄の分け方について
廃棄は強圧縮、軽圧縮、その他と分けられています。このとき圧縮の種類(廃棄、追放、マット)は小区分の分類としては考慮していません。
確かに廃棄の追放の区別は小さくなく見逃すわけには行きません。しかし屑屋と聖域は同じようなシチュエーションで買うはずです。そして廃棄と追放で分ける以上に一枚廃棄と二枚以上廃棄で分ける方がカードの性質でみた時に適切なんじゃないかと考えました。
その為区分としては強圧縮と軽圧縮で分けることにしました。廃棄と追放の違いに関しては中区分「圧縮」の項目でそれぞれの説明をしようと考えています。
同じことを特殊勝利点の項目にも適用します。カード、トークン、ランドマークといった説明は先にするとして、小区分はゲームに与える影響度で分けました。
キャントリップ系について
元々はこの項目は研究所の様な手札が増えるカード群としてまとめるつもりでした。しかし金物商や国境警備隊の様な2枚以上掘るカードの事まで考えると手札の増減は適切な分け方ではないように感じました。
例えば浮浪者は手札が増えうるカードで、国境警備隊は手札が増えないカードです。手札の増減という観点から見ると浮浪者のほうが研究所的なカードと言えるでしょう。ただし研究所には増やすと言う目的以外にもデッキを掘るという役割もあります。そしてデッキを掘る性能なら国境警備隊の方がより研究所らしいカードです。そして多くの場合不労所得と国境警備隊の2卓なら国境警備隊をとる機会のほうがずっと多いでしょう。
と言うわけで「キャントリップ系」という分類はざっくりデッキを2枚以上掘れるカード群となっています。勿論もっと別な分け方はあると思われますのでもし思いついたら教えて下さい。
皆様にお願い
このリストはあくまで私が考えた初期案です。個人的にも完璧とも言い難く、まだまだ改良の余地はあると感じています。
そこで皆さま、確認して頂いて「これはおかしい」「こうしたほうがいいんじゃないか」などどんなことでも構いませんので、感想や意見をください。意見、感想はTwitterや以下のフォームにてお願いします。
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