【ドミニオン】廃墟解説
廃墟は暗黒時代での呪いに該当するカードです。5種類の弱いアクションカードで構成されており、呪いと比べると点数のマイナスこそ起きませんが邪魔であることには変わりありません。基本的にはいらないカードですが、時には廃墟を上手く使うことで勝利につながることがあります。
ルール
カードタイプに略奪者を持つカードを使用する場合に使用します。
廃墟はそれぞれ10枚づつ、合計50枚あります。
廃墟は(プレイ人数-1)*10枚使用します。二人戦なら10枚、四人戦なら30枚です。
使う廃墟は50枚からランダムに選びます。その結果廃墟の山に入らない廃墟があることもあります。
廃墟の山は一番上のカードを除いて、裏向きにしておきます。一番上のカードは表向きにしておきます。廃墟の中身や順番を見ることはできません。
廃墟はサプライのカードです。獲得もできますし、3山切れの条件にも含まれます。ただし獲得できるのは廃墟の山の一番上のカードのみです。
呪いとの違い
基本的には呪いよりややマシなゴミカードが廃墟です。どのあたりがややマシかというと、多少は使える効果を持っている、点数がマイナスにならない点がマシな要素です。特に後者の影響は大きく、廃墟を撒いているだけでは点数差をつけられず、別途勝利点を獲得しないといけないことに気を付けましょう。
略奪者紹介
死の荷車
唯一の廃墟を撒かないカードです。5金出る代わりに自身か他のアクションカードを廃棄しないといけません。廃墟は邪魔ではありますが、死の荷車で廃墟を廃棄して死の荷車を廃棄されないようにすることができます。
襲撃者
4コストと初手で入れやすいコストでありながら廃墟を撒くことができるカードです。略奪品も獲得できるので、遅くはありますが上に伸ばせる点も魅力です。とはいえ廃墟を撒く性能は並みなので過信しすぎてはいけません。
狂信者
最強の廃墟撒きです。狂信者限定ですがアクション権を増やさずに連打できるので一度回り始めると恐ろしい速度で廃墟がデッキに入ります。無視してはいけない一枚。
廃墟紹介
基本的には邪魔なカードで積極的に取るものでもありませんが、廃墟が2枚あってどちらかしか廃棄できないときの参考になれば。
図書館跡地
廃墟が撒かれ始めると1ドローしても弱いカードしか引けません。たまに引き切りデッキでお祈りドローすることはありますが、基本的には邪魔なカードです。
廃村
手札を減らしたいときにたまに使えますが、基本的に使いません。
市場跡地
他の廃墟同様弱い……のは弱いですが、極稀に購入権の価値が高い場では買ってでも欲しいときもあります。とはいえ引き切らないと意味がないので、最終的に引き切る場合にのみ取っておくようにしましょう。
廃坑
廃墟が処理できない場では5金を出すのも困難なので、1金でも出るのはありがたかったりします。まだ強い方。
生存者
廃墟が撒かれ始めるとデッキ内のカードが弱くなってくるのでそうしたゴミを引かなくて済むのはちょっと強いです。
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