ドミニオン戦術紹介：祝祭書庫
祝祭書庫は祝祭でアクションを増やしつつ手札を減らし、書庫で7枚まで引くコンボです。
これを利用して引ききりデッキを構築していきましょう。
祝祭書庫と村鍛冶の違いを知ろう
この記事を読む前に村鍛冶を知っておくとよいでしょう。
さて、祝祭書庫と村鍛冶は同じ村系カードとドローカードを引ききりを目指すデッキですが、大きく違うところが2点あります。
1つ目は祝祭書庫は手札が最大でも7枚しか増えない点です。鍛冶屋なら何枚でも手札を増やせますが、書庫は「7枚まで」引く効果なので手札は7枚までしか増えません。そんな中で引ききって16金を出すにはデッキ内の財宝カードや勝利点カードを可能な限り廃棄し、お金は祝祭などのアクションカードで出す必要があります。
そのためには衛兵などでデッキの銅貨と屋敷を全部廃棄しつつ、銀貨や金貨を極力入れないことが必要になります。
2つ目は祝祭と書庫のコストが5である点です。村鍛冶のときは工房や改築を用いて村と鍛冶屋を集めました。しかし、祝祭と書庫は工房や屋敷の改築では獲得することができません。そのため祝祭と書庫を集める別の手段が必要になります。
その一つは職人です。職人は5コストのカードを取ることができるため、祝祭と書庫の両方を集めることができます。もう一つが金貸しや密猟者、銀貨のようなお金を出すカードです。これらのカードを入れることで5金が出やすくなり、祝祭や書庫が買いやすくなります。また、祝祭と書庫を獲得できる職人もコストが6と高いため、これらのお金を出すカードが必要です。
補足：銀貨について
前述したように祝祭書庫デッキの最終系では財宝カードは少ないほうが望ましいです。実際4金出たなら密猟者を買ったほうが良いでしょう。しかしそうはいってもゲーム序盤に3金しか出ないターンというのはあります。このとき購入をパスしたり地下貯蔵庫を買ってしまうと、5金や6金が出るのが遅くなってしまい、デッキの完成が遅れてしまいます。そのため序盤では銀貨を買ってもOKです。ただ最終的にはいらないので、終盤は衛兵などで廃棄してしまいましょう。
祝祭書庫を組んでみよう
サプライ：地下貯蔵庫,工房,金貸し,密猟者,改築,玉座の間,祝祭,書庫,衛兵,職人
まずはサプライチェックをして、引ききり四要素のチェックをしていきましょう。
では実際に祝祭書庫を組んでみましょう。
■序盤：圧縮しつつ5金出す準備をしよう
1,2ターン目は銀貨-金貸しで3ターン目以降の5金を目指しましょう。5金がでたらまずは衛兵を買いましょう。圧縮カードはできるだけ早く入れることで銅貨や屋敷が廃棄しやすくなり、より早くデッキを強くすることができるようになります。衛兵は2枚いれても良いでしょう。
3金では銀貨、4金では密猟者を買いましょう。先ほど述べたように財宝は極力入れたくはありませんが、この段階では5～6金をだすことが大事です
■中盤：祝祭と書庫を集めよう
衛兵がはいったら祝祭と書庫を集め始めましょう。多くのアクション権が必要になるので祝祭を気持ち多めに獲得しましょう。
他のカードに目を向けると、職人は祝祭と書庫両方にアクセスできる強力なカードです。獲得できるチャンスがあったら1~3枚入れてみましょう。玉座の間は4コストながら追加の祝祭や職人になる可能性があるカードです。デッキのアクションカードが増えてきたら入れてみましょう。
祝祭書庫を回すテクニック
・祝祭は可能な限りプレイしてから書庫をプレイしたほうが、引ける枚数は多くなります。
・職人で獲得したカードを山札の上に置く必要はありません。例えば祝祭→祝祭→職人とプレイして書庫を獲得し、書庫以外のカードをデッキトップに置けば獲得した書庫を使ってドローできます。
・玉座の間-職人で祝祭と書庫を獲得し両方をデッキトップに置くと、次のターンも祝祭→書庫から動き始めることができます。
■終盤：属州を買おう
祝祭や書庫が集まってデッキが引ききれたら16金2購入を目指しましょう。基本的に金貨や銀貨ではなく祝祭や密猟者、玉座の間でお金を増やすようにしましょう。祝祭だけで16金出すのが難しいときは玉座の間を上手く使ってみましょう。玉座の間は職人をプレイすることで祝祭を2枚獲得し、最後は祝祭をプレイして金量を増やすことができます。適宜書庫を入れて引ききりを維持するのを忘れずに。
このタイミングで使えなくなった金貸しや余分な銀貨などは廃棄してしまって大丈夫です。16金2購入を出し続けることを優先しましょう！
引ききるとこんな感じで大量のアクションが並びます。
最終デッキサンプル（金貸しは廃棄済み）
今回のポイント
・祝祭でアクション権を増やしつつ手札を減らして書庫で沢山引こう！
・祝祭書庫では財宝と勝利点の圧縮が大事！
・祝祭と書庫のような5コストのカードを集めるには銀貨や密猟者、金貸しが必要
関連リンク
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マガジン
https://note.com/urihari/m/md048fa88946d
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