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ドミニオン戦術解説:漁村船着き引ききり

引ききりデッキにおいて持続カード、特に漁村船着き場は引ききりデッキといかに相性がいいかを紹介します。

引ききりデッキで最も避けたいことは初期の手札に村系とドローがそろわず、引ききれないことです。とりわけ村系を引くことができないと何もできないままターンを返すことになってしまいます。

それを解消してくれるのが持続カードです。漁村であればターン開始時からアクションが増えているので初めからターミナルドローをプレイできますし、船着き場で手札を増やせば村系とドローを手札にそろえやすくなります。

カード解説

漁村

2ターンにわたって+2アクションを出してくれる村系カードです。1枚で3アクション生み出してくれるだけでも偉いですが、ターン開始時に+2アクションあることによってターミナルドローから始めることができるようになるため引ききりの安定度が高くなります。

船着き場

2ターンに渡って2ドロー効果です。合計で手札を3枚増やすことができ、これは鍛冶屋のような3ドローカードより1枚多く引くことができます。手札が7枚で始まることによる安定度も高いですが、+購入がついているため引ききりデッキと相性がいいことも見過ごせません。

実感してみよう

実際に構築してみて持続カード、特に船着き場と漁村の強さを見てみましょう

サンプルサプライ

真珠採り 漁村 村 金貸し 鍛冶屋 隊商 島 民兵 船着き場 研究所

構築手順

初手は漁村-金貸し(船着き場-真珠採り)から入って漁村と船着き場を集めていきましょう。金貸しで圧縮を進めてながら漁村と船着き場を集めていれば自然と引ききるようになっているはずです。特に引ききりが完成する前でも漁村や船着き場のおかげでアクション事故が起こりづらくなっていることが実感できるでしょう。

中盤以降、金量を入れて16金2購入を目指し始めてもターン開始時の手札が6枚以上あり、すでにアクション権が2以上あることによる安定感があります。また民兵を打たれても手札5枚以上から始めることができるため、引ききりが安定します。

プチテクニック

前のターンに漁村や船着き場が持続させることができずにこのターン引ききれた場合、すべての漁村や船着き場をプレイするのではなく数枚は次のターンに打てるように残しておきましょう。持続カードは可能な限り交互にプレイし常に持続させるようにするとよいでしょう。

16金2購入を目指すのもいいですが、このサプライでは12金で属州+と購入することで8点行動をしつつ、属州を島でしまうことでデッキの強さを保つことができます。島を使う上での基本テクニックなので覚えておきましょう。

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