ドミニオン戦術解説:研究所引ききり
今回は初期デッキの圧縮をしつつ研究所で引ききっていく研究所引ききりデッキを紹介します。毎ターン引ききることで安定して8金を出し、継続して属州を買っていくことをめざします。
引ききりで重要な四要素を確認しよう
まず引ききりに必要な要素を見て、どんなデッキを組んでいくか考えてみましょう。
今回は研究所を主軸に引ききりを組んでいこうと思います。研究所は+アクションがついているため、アクション権を失わずにドローをつなげることができるのが使いやすいですね。
さて研究所でドローすることを決めましたが、引ききるには銅貨と屋敷の廃棄が必要です。今回、その役目は金貸しと衛兵に任せたいと思います。金貸しは銅貨を廃棄しつつ3金が出せるので、廃棄を進めつつ5コストの衛兵や研究所を買うのに適しています。衛兵は金貸しが廃棄できない屋敷を廃棄しつつ、廃棄するものがなくなっても邪魔にならないカードです。
その3枚に加えてサポート役に市場も使います。この4種類のカードを使って引ききりましょう。ちなみに+アクションを持っていないカードはドローのついていない金貸しだけなので、手札のアクションがプレイできないことはありません。そのため今回は村系カードは不要です。
引ききってみよう!
サンプルサプライ
デッキ最終系サンプル
■序~中盤
1、2ターン目は金貸しと銀貨を購入します。3ターン目以降3~4金では銀貨、5金~では最初の1枚衛兵を、それ以降は研究所を買いましょう。
補足:最初の5金が研究所ではなく衛兵なのは、廃棄カードは早めに入れたほうが強いからです。できれば4ターン目までには衛兵を買いたいですね。
ここでのポイントは6金出たときに金貨でも市場でもなく研究所を購入することです。どちらも強そうなカードですが、引ききるうえで最も大切なのは手札を増やすことです。引ききりとステロでは属州の取り方が違うため、必要なカードも変わってきます。引ききるまでは研究所を買い続けましょう。勿論、属州もまだ買ってはいけません。このデッキは引ききりをし続けることが最重要です。
根気よく廃棄と研究所購入を続けていると、いずれ引ききった上で研究所が手札に余るようになります。そうしたら次のステップに移ります。
■終盤
引ききった上で研究所が手札に残るようになったら、いよいよ属州を買い始める準備をします。この時デッキ全体で8金が出るようにして、それ以外の財宝等は衛兵でめくれ次第廃棄してしまいましょう。財宝カードのようなドローできないカードを最小限にすることで毎ターン確実に引ききれるようになります。おススメの8金の出し方は以下の通りです。
①銀貨-金貨-金貨
②市場-銀貨-銀貨-金貨
③市場-金貸し(銅貨)-銀貨-銀貨
④銀貨-銀貨-銀貨-銀貨
ここまでで銀貨を1枚しか買っていないいない場合、①のように金貨を2枚足すことで3枚で8金を出すことができます。このときは金貸しも可能なら廃棄してしまいましょう。②は銀貨2枚+金貨に市場を加えた形です。市場は手札を増やしもしませんが減らしもしないので、引ききりを維持しつつデッキ総金量を1だけ増やしたいときに役立ちます。③は少々テクニカルですが市場で増えた購入で銅貨を購入することで、金貸しを利用しつつ8金を出すことができます。④は銀貨が4枚入ってしまった場合などに。
基本的にはこれで毎ターン引ききれるはずですが、万が一引ききれずに8金出なかった場合は研究所を買って次のターンこそ引ききれるようにしましょう。
サンプル動画
この動画では③のやり方でお金を出しています。14ターンで属州5枚取れました。
今回のポイント
・引ききりデッキとはデッキを引ききって最低限のお金で属州を買うデッキ
・引ききるにはドローカードとと廃棄が必要
・引ききりデッキではステロとは違うデッキ!金貨より研究所のほうが強いことも!
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