見出し画像

ドミニオンカード解説:熟練工

要らないカードを一種類だけスキップできる鍛冶屋。何を宣言するのが良いかは基本を抑えてしまえば簡単だが、分からないとその真価を発揮することができない。

当たり前だが熟練工で宣言するのは今最も要らないカードである。ただしドミニオンでは自分の組んでいるデッキによって不要なカードが変わってくるので難しい。

熟練工ステロのようなデッキを組んでいるときに宣言すべきカードは屋敷だ。屋敷は手札に来ても意味のないカードだからだ。熟練工で屋敷を宣言すれば熟練工は3金以上生み出すことが確定し、序盤から金貨にアクセスしやすくなる。勿論属州が増えてきたら山札の状況によっては属州を宣言する事もある。

一方的引き切りデッキのドローとして熟練工を使っている場合、一番宣言するカードは銅貨だろう。引き切りデッキにおいて大事なのは次の村系とドロー系を引き込むことであり、そのためにはそれ以外のデッキに入っている最も多いカードを宣言するのが良い。そして大抵の場合それは銅貨だ。

勿論例外はある。デッキを回しても打ちたいアクションも金量もなければ意味がない。その場合アクションを引ききった後の熟練工は適当なカードを宣言して財宝をドローする、他にも事故ってしまいアクション系が増えていない状況で順を打つなら宣言するカードは銅貨ではなく屋敷……あるいはデッキに最も多いアクションカードかもしれない。残り山札3枚でリシャッフルを入れたくない時はデッキに無いカードを宣言することもある。

熟練工を使う上で大切なのはまず原則を覚える事、次に状況に応じて宣言を変える事だ。まずは自分のデッキの方向性を考え、銅貨と屋敷のどちらを宣言するのが良いか考えよう。


よろしければサポートお願いします!