ドミニオン戦術紹介:移動動物園
移動動物園は条件を満たせばアクション権を減らさずに3ドローできるカードです。一見してなかなか3ドローしなそうに思えますが、案外簡単に3ドローしますしなんなら移動動物園だけで引ききることも可能です。
移動動物園で3ドローしたい
移動動物園ではちょっとした工夫で簡単に3ドローすることができます。そのための条件を見ていきましょう。
デッキのカードが被っていない
デッキに同じ種類のカードが入っていなければ移動動物園は確定で3ドローします。初期デッキのほぼ完全廃棄こそ必要ですが、逆に言えばそれだけで移動動物園は破格のドローカードになります。実際には多少カードがかぶっていても3ドローするので、ある程度圧縮が進むと一気にデッキがよく回るようになります。
+プレイできるカードでデッキを構成する
さらにデッキを強くしたいなら、移動動物園で被ってもその瞬間にプレイできれば手札の種類数を減らすことができます。そのため財宝ではなくアクションカードである必要があるでしょう。例えば祝祭であれば手札に2枚来ても一方をプレイしてから移動動物園を打つことで3ドローできます。占い師のような+アクションがついていないカードでも事前にアクションを増やしておけばダブリを回避することができます。
手札を捨てる
倉庫や村落を使って被っているカードを捨て札に送れば手札の被りをなくすことができます。特に終盤は勝利点が被ってくるので、こうしたカードがあると便利です。
ハンデスへのカウンターとして
手札が減ればその分被りはなくなります。また民兵などで捨てる時に被らないように残すことで3枚引くことができます。移動動物園はハンデスのカウンターになることは覚えておきましょう。
移動動物園デッキを作る
移動動物園は強力なドローソースなので移動動物園を主軸とした引ききりデッキを作ることができます。そのポイントを見ていきましょう。
圧縮する
移動動物園で3ドローするうえで最も被りやすいのは初期デッキの銅貨と屋敷だ。これを廃棄することで移動動物園の3ドロー確率を大幅に上げることができます。
移動動物園を集める
移動動物園で引ききるにはある程度の枚数の移動動物園が必要です。購入で集めるのが基本ですが、他にも欲しいカードがある場合は工房などの獲得カードを入れるのもよいでしょう。移動動物園はコスト3なので改良や再建で取るのも悪くないですね。
移動動物園に相性のいいカードで構成する
財宝ではなくアクションカードを中心に構成したり、上記で上げたような被らないアクションカードでデッキを構成することで移動動物園で引ききりやすくなります。また村落のような捨て札にできるカードがあると属州が2枚以上入った後も引ききることが可能です。
移動動物園のポイント
移動動物園で手札の被りを見るのはプレイ後
たとえば「移動動物園*2、銅貨、銀貨、屋敷」のような手札の場合、移動動物園をプレイする前は移動動物園が被っていますが、移動動物園を場に出してプレイすると手札の移動動物園は1枚しかないので3ドローすることができます。
手札0枚でも3ドロー
手札0枚なら手札に被っているカードはないので3ドローすることができます。間違えないようにしましょう。
時には枚数が大事
移動動物園は非常に強力なドローカードであるため、何枚持っているかが大事になることがあります。そういった場では早いうちから移動動物園を集めておきましょう。
関連リンク
拡張の情報をまとめたマガジンはこちら
基本カードやドミニオンの基本的な戦術はこちら