【アラフィフ主婦と娘の挑戦!】うりえもん奮闘記 第1話
「うりえもん誕生秘話 前編」
「落選から始まる…」
2019年初夏、キャッチフレーズ「花と歌舞伎と名水のまち」秩父・小鹿野町に、キュウリの歌舞伎役者というキャラクターが誕生した。
その名も「うりえもん」。
町内在住の私(筆者)と私の娘で考案した。
当時小学1年生だった娘がうりえもんを描き、町公式ご当地キャラクターデザインに応募したのが始まり。コンテストには落選したが、思わぬ形でデビューした。
落選したキャラクターに光が当たるきっかけとなったのは、その年の12月のこと。
県南に住む義妹から「うりえもんの画像データを送ってほしい」と連絡があった。「頑張って描いたご褒美をあげるから」とのこと。
それから数日後、うりえもんのイラスト入りのマグカップが郵送で届き、その出来栄えに夫と娘、私は大喜び。喜びを抑えきれず、日常の出来事をつづっていた交流サイト(SNS)にマグカップの画像を掲載。
すると、コメント欄に友人や知人らから「カップが欲しい」との依頼や応援メッセージが届いた。
義妹と相談し、インターネットを利用してマグカップを50個製作。注文してくれた人、一人一人に直接会いに行って手渡したことが始まりだ。
現在、娘は小学6年生になった。
あれから6年の月日が流れたが、うりえもんを通じ町を元気にする活動を親子で続けている。
その理由は、私自身の生まれ育った故郷への深い思いがあるからなのかも知れない。
まずは「うりえもん」はなぜ「キュウリと歌舞伎」がモチーフになったのか?次回の投稿はその真相からお話ししたいと思う。
…「うりえもん奮闘記」第2話へ続く。