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【アラフィフ主婦と娘の挑戦!】うりえもん奮闘記 第8話」
「パンになる」
小鹿野町内にある行きつけのパン屋「BAKERY thx 」。
2017年7月にオープンし、国産小麦粉を使ったモチモチ食パン、種類豊富なオリジナルパンが人気だ。
町内外にもファンが多く、私も常連の一人。
店主は30代女性のMさん。
高校卒業後、都内のパン屋に就職し、その後もイタリアンレストランなどで働いていたが、体調を崩して、実家のある小鹿野町に帰郷。
のちに倉庫を改装してパン屋を開いた。
この頃、製造と接客を一人でこなしていたMさんとカウンター越しに世間話をするのが私にとっての楽しみだった。
2020年8月頃、パンを買いにいくと、「犬」や「おじさん」など思わずクスッと笑ってしまうキャラクターパンが店頭に並んでいた。
「娘が描いたうりえもんがパンになったら、喜ぶだろうなあ…」
無理を承知で、Mさんにお願いしてみたところ、苦笑いしながら「できるか分からないけど、やってみます」と。
半月後のある日の早朝、
「うりえもんパンができ上がりました!」
ラインでMさんから焼きたてのパンの画像が届いた。
私はすぐに店に飛んでいくと、トレーの上に焼きたての「うりえもんパン」が!
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うりえもんの細長い顔の形のパンで、中にチーズインウインナーが入っている。
夕方、学校から帰宅した娘に食べさせると、「モチモチしていて、チーズウインナーもおいしい!」と大喜び。
そして、このパンは「うりえもんウインナードッグ」として商品化された。
陳列棚のPOPにはこんな言葉が。
「オガノマチゆるキャラコンテストで落選したにも関わらずチマタで話題のうりえもん」「見かけによらず美味」。
評判も上々で、予約注文をする方もいるそうだ。
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その後販売スタッフが入り、Mさんは製造に専念するように。秩父の鹿肉や地元野菜などを使ったオリジナルパンなど、続々と新商品を生み出した。
あれから5年の月日が流れた。
オリジナルの創作パンの種類は豊富で、味も抜群!
口コミで評判を呼び、相変わらずの人気店だ。
そして今も尚Mさんは、忙しくても奥からひょっこり顔を出してくれる。
そんな店主を慕って通い続けるお客さんは後を絶たない。
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埼玉県秩父郡小鹿野町を舞台に、アラフィフママとその娘「みあ蔵(小学生)」が考案した、キャラクター「うりえもん」。
親子で秩父地域のさまざまな場所へでかけ、地元の人たちと触れ合うことから巻き起こるエピソードをnote「うりえもん奮闘記」にて連載中!
https://note.com/uriemon2019/m/ma314fef36817
2019年、当時小学一年生の女の子が描いた秩父郡小鹿野町の特産秩父きゅうりと小鹿野歌舞伎をモチーフにしたキャラクター「うりえもん」。
うりえもんの活動を通じて、「小鹿野のきゅうりが抜群に美味しいこと!地芝居歌舞伎が有名なことを日本全国の人に知ってもらう活動」を親子でしております。
2025リアルタイムな「うりえもん」エピソードはインスタで要チェック!
https://www.instagram.com/miazomama?igsh=bHVxNm96c3V5NmN6&utm_source=qr
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