ウリボーの学び舎

「生きるとは、自分の物語をつくること」。自分の心を知るために、自分の物語を生きるために、たくさんの創作や自分の半生の、その意味を考えていきたいです。 ツイッター:https://twitter.com/uribostudy

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  • 軌跡シリーズ 考察集

    一ファンとして読み解く軌跡シリーズのあれこれ

  • 界の軌跡 考察集

    1つのゲームに7本も感想考察記事を書いてしまった(未来の話)

  • 心理学さんぽ

    心理学をお供に、創作を自分の人生の糧にする。

  • 旅の記録〜写真集〜

    カメラなどで撮る、旅の記録

  • THE LAST OF US PARTⅡ考察まとめ

    熱が冷めないラストオブアス2の考察などなどまとめ

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界の軌跡世界観考察~忘れられない、旅になる①~

 本稿はストーリーRPG《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》ネタバレ全開感想考察の記事の一つになります。  《界》で語りたいことは相当に多く、単なる感想からキャラクター考察、世界観考察まで幅広くあります。  今回は物語の軸である世界観の謎や、ストーリーの行く末そのものについて考察していこうかと思います。とにかく情報と考察(妄想)が膨大です。是非お付き合いください! 《界の軌跡》の記事一覧 発売前考察(諸々勝手に妄想考察してみた記事) クリア後感想(重要

    • 界の軌跡世界観考察~忘れられない、旅になる②~

       本記事は《界の軌跡世界観考察~忘れられない、旅になる①~》の後半部分になります。 0.全編目次前半① 1.初登場した七の至宝 2.聖獣の正体を計算する 3.至宝を受け継ぐ一族について 4.至宝が存在する場所について 5.星空と虚空について~リィン・クロウ・エミリア~ 6.《永劫回帰計画》の全容 7.《Farewell, O Zemuria》を考える 後半②(本記事) 8.《ループ》現象を定義する 9.リゼットのいた世界 10.《黄昏》と《夜明け》 11.謎はまだ残されてい

      • 界の軌跡キャラクター考察~迷い、誓い、揺れる者たち~

         本稿はストーリーRPG《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》ネタバレ全開感想考察の記事の一つになります。  《界》で語りたいことは相当に多く、単なる感想からキャラクター考察、世界観考察まで幅広くあります。  今回は今までのヴァン・ケビン・リィン各ルートの考察記事で語れなかった諸々のキャラクターについて、あることないこと自由に考察していこうかと思います。 《界の軌跡》の記事一覧 発売前考察(諸々勝手に妄想考察してみた記事) クリア後感想(重要なネタバレな

        • 界の軌跡ヴァンルート考察~Cry for me, cry for you~

          本稿はストーリーRPG《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》ネタバレ全開感想考察の記事の一つになります。  《界》で語りたいことは相当に多く、単なる感想からキャラクター考察、世界観考察まで幅広くあります。  今回はその中でも、物語の本軸である《ヴァンルート》を中心に、そこに関わる諸々を自由にあることないこと語っていこうかと思います。 《界の軌跡》の記事一覧 発売前考察(諸々勝手に妄想考察してみた記事) クリア後感想(重要なネタバレなしの感想) リィンル

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        記事

          界の軌跡ケビンルート感想考察~空を見上げて罪を暴く~

           本稿はストーリーRPG《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》ネタバレ全開感想考察の記事の一つになります。  《界》で語りたいことは相当に多く、単なる感想からキャラクター考察、世界観考察まで幅広くあります。  今回はその中でも、物語の一部を占める《ケビンルート》を中心に、そこに関わる諸々を自由にあることないこと語っていこうかと思います。 《界の軌跡》の記事一覧 発売前考察(諸々勝手に妄想考察してみた記事) クリア後感想(重要なネタバレなしの感想) リィ

          界の軌跡ケビンルート感想考察~空を見上げて罪を暴く~

          界の軌跡リィンルート感想~星の在り処を探して~

           本稿はストーリーRPG《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》ネタバレ全開感想考察の記事の一つになります。  《界》で語りたいことは相当に多く、単なる感想からキャラクター考察、世界観考察まで幅広くあります。  今回はその中でも、物語の一部を占める《リィンルート》を中心に、そこに関わる諸々を自由にあることないこと語っていこうかと思います。 《界の軌跡》の記事一覧 発売前考察(諸々勝手に妄想考察してみた記事) クリア後感想(重要なネタバレなしの感想) リィ

          界の軌跡リィンルート感想~星の在り処を探して~

          界の軌跡クリア後感想考察~想いの軌跡が拓いたセカイへ~

           2024年10月3日、日本ファルコムが送る軌跡20周年作品《界の軌跡-Farewell, O Zemuria-》をクリアしました。  一つの世界を舞台にした軌跡シリーズの13作目。最初の中世ファンタジーから7年程度で技術は発展し、本作はあらすじでもついに「ロケットが宇宙へ──」と言われています。  軌跡プレイ勢としては、物語の内容としても、伏線の回収としても、いろいろな意味で衝撃的な作品だったと思います。創の軌跡から黎Ⅰ・Ⅱ、その他について感想考察を挙げていましたが、今回は

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          界の軌跡発売前考察~《黎明》から《境界》へ~

           本稿執筆現在、2024年7月1日。界の軌跡発売まで100日を過ぎています。  それに伴い公式HPが、WebCMが順々に公開され、そして最新CM第2弾を観て、歴代ファンの皆さんは私と一緒で興奮しまくりでしょう……!  とすれば、創の軌跡のプレイ後から気ままに執筆してきた考察記事を挙げないわけにはいきません!  本稿では、WebCM第2弾が、HP登場人物はヴァンからルネまでの15人が公開された時点での《発売前考察》として諸々妄想していきたいと思います。  ※また今までの軌跡シリ

          界の軌跡発売前考察~《黎明》から《境界》へ~

          深化した成長物語~劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:感想~

          「私がバンドをやっている理由。」    6月7日、公開初日の《劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:》を見てきました。私はぼざろをアニメ放送後に知ったクチで、ネットで話題になってるのを知って「おっじゃあ試しに観てみるかー」となって、9話ぐらいまで放送された後に視聴し初めて見事にハマった人間です。    そして今回、劇場総集編の前編を視聴。ぼざろアニメは方々で語られているように漫画本来のぼざろの面白さがありつつ、放送版で監督はじめアニメ制作陣によって「ぼっちの成長物語じゃないか

          深化した成長物語~劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:感想~

          《後編》自称盗撮ハンターの不審者に付きまとわれた話

           本稿は『自称盗撮ハンターの不審者に付きまとわれた話』の後編として、不審者への雑感、私人逮捕について思うことを書いていきます。何が起きたかについては、ぜひ《前編》をお読みください! 5.不審者に関する雑感 前編で読んでいただいたように、タイトルで『盗撮ハンター』と書いたのですが、その実はどちらかと言えば、『本当に変な人間に絡まれた』ような感じです。  SNSやYouTubeで『盗撮ハンター』と検索すると、だいたい上がってくるのは、YouTuberが盗撮犯を捕まえるためにビデ

          《後編》自称盗撮ハンターの不審者に付きまとわれた話

          《前編》自称盗撮ハンターの不審者に付きまとわれた話

           昨今、SNSで『私人逮捕』なる言葉を見かける機会がありました。  盗撮や痴漢、あるいは窃盗など、そういった犯罪行為に対して一般人が現行犯逮捕を行うことと捉えていますが、先日、私自身が「盗撮しただろ」とあらぬ疑いをかけられたということがありました。  SNSで流れる『盗撮ハンター』と比べると若干毛色が違う人間ではあったのですが、個人的に結構なストレスを受けたので、供養の意味もかねて当日起きたこと、ここで挙げている『不審者』に関する雑感、『私人逮捕』について思うこと等々、いろ

          《前編》自称盗撮ハンターの不審者に付きまとわれた話

          閃の軌跡NW1~2話感想~2つの視点から楽しみたい軌跡考察~

          「この国には、新たな《革命》が必要だ!」 「私は負けない……誰にも」 「私らが頑張ったところで……なんにも変わらないのに」  本稿は軌跡ファンとして楽しみにしていた《閃の軌跡NW》の視聴感想、その1~2話編になります。  またそれだけでなく、「①軌跡未プレイの人が『?』な部分を補足できるように」「②軌跡プレイヤーが単に『軌跡だからじゃなくて閃の軌跡NW』だから面白いと思える」の両方が叶えるような世界観解説もできればいいな、と思う今日この頃です。 1話前半:過酷な冬の世界を

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          閃の軌跡Northern War考察① PV第一弾と主要人物の考察!

           日本ファルコムとタツノコプロがタッグを組んだ、《閃の軌跡》シリーズの外伝アニメ《The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War》。  先日、閃の軌跡NWの第一弾PVが発表され、物語の骨子となるであろうストーリーのあらすじと、主人公ラヴィを含む主要人物4人の情報が明らかとなりました。  シリーズをプレイしてきた自分は、とにかく「キターーーーー!!」という感情が巻き起こりました。広大すぎる舞台のゼムリア大陸。原作ゲームだけでは覗けない周辺国の数々

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          黎の軌跡Ⅱクリア後感想②~罪の観測と可能世界~

           本稿は《英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-》について、自由にプレイ後の感想や考察を書いていった、その後編になります。特に世界観方面について好き勝手に書いています。黎の軌跡Ⅱを含めた軌跡シリーズのネタバレが全開ですので、そちら方面を気にされている方はご注意ください。 9.《もろびとこぞりて》 まず、《煌都動乱》とか《北の港の狂想曲》とか、あるいは《災厄のプロトコル》とか《いとけなき焔~旅立ち~》とか、割と直球な章タイトルが多い黎シリーズの中で、一際気になったの

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          黎の軌跡Ⅱクリア後感想①~失楽園で果たす贖罪とは~

           日本ファルコムが送る、大人気ストーリーRPG《軌跡シリーズ》の最新作、《英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-》。  共和国編第二作であり、裏解決屋ヴァンに巻き起こるさらなる激動が予測される物語。この文章を書いている10月20日頃、無料DLCも含めクリアすることができました。  一年前、《黎の軌跡発売前考察》《黎の軌跡クリア後感想》などと称してあることないこと色々語りました。今回は黎の軌跡の直接の続編で新規登場人物も少なく、発売前後の考察や感想含め、心理描写に関

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          夜明け空に還る魂の彩~英雄伝説 黎の軌跡②~

          「あくまで自分の流儀を貫くだけだ。黒でも白でも、灰色ですらない、黎い狭間の領域で」 「……貴方は今の、私が嫌いなひどい貴方のままでいて」 「夜明け前の優しい暗がりみたいに寄り添ってくれる貴方だけの色が──どうしようもなく愛おしくて何があっても失いたくないから!!」  本稿は、『黎明告げるミッシング・リンク~英雄伝説 黎の軌跡①~』の続きの考察となります。  特に主要な人物である、アニエス、エレイン、そしてヴァンについて、その関係性を文じえネタバレ込みで語っていきたいと思いま

          夜明け空に還る魂の彩~英雄伝説 黎の軌跡②~