相互理解
2024/1/2〜2024/1/3
ディランは船で、私もそうするはずだったのだが、乗りそびれてしまったのでバスで向かうことにした。
そしてお互いブルサに到着し、市内のバーガーキングで合流。
今夜はカウチサーフィン。
相互の思いやりと信頼の元、無料で泊めてもらう制度だ。
ディランが手配してくれた。
トラムに乗り、ホストの家へと向かう。
時刻20:00。
辺りは暗く、小雨が降る中、ホストが待つカフェへ。
お互いの自己紹介を踏まえて談笑し、ターキッシュコーヒーとチャイをご馳走になり、その後イブラヒムさんの家に案内して頂く。
そこでも彼は野菜とヨーグルト、そして手作りのパスタを振る舞ってくれた。
ところで、このカウチサーフィン。
本当に完全無料なのだ。
ホスト次第だが、水も飲めるし、シャワーも浴びられる。洗濯をしてもらえることも。
何より、観光では知り得ない地元の文化、事情を体験できる。
ここで日本人であれば、多くは
「なぜ無償でそんな事を?」
と思うのではないだろうか。
日本人に限らず、世界中の大多数がそう考えるのかもしれない。
実際、私も初体験時はそうだった。
しかし、何度もお世話になるうちに少しだけわかってきたことがある。
ホストの方達はまず前提として思いやりの精神で活動している。
またお互いの文化や情報の共有、何より一緒に楽しもうという気持ち。
これらに価値を認め、彼らは私達を招いてくれる。
一方的ではなく、互いの敬意がそこにある。
それは路上パフォーマンスを見て楽しんだ御礼に、チップを渡す習慣と似ている。
つまり、分かち合う事で共に幸せな気分になるのだ。
もちろん
現実的にはそう上手くいく事ばかりではない
しかし
私はこういった相互理解を好み
目指している
さぁ、明日からが本番
ディランと共に
ここブルサから再びヒッチハイクだ
イズミル、デニズリを経由し
目的地
アンタルヤへ
イスタンブールで出会ったマレーシア人。
キンとそこで再会する約束をしたのだ。
目標2日間、1/5の夜到着を目指して…。
結果は如何に…!