URBANRANCH
2023 3/28🇯🇵〜4/13🇰🇷〜5/3🇲🇳〜5/5🇨🇳🇭🇰〜5/12🇹🇼〜5/24🇹🇭〜6/10🇱🇦〜6/22🇹🇭〜7/3🇲🇾〜7/29🇸🇬〜(予定)7/30🇮🇩〜(予定)
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2023/4/15~2023/4/16 午前8時、まずは約379km離れたホトントという村に向けて長距離バスに乗り込む。 そこで遊牧民(ノマド)ファミリーに出迎えて頂き、ゲル(遊牧民の伝統的な移動式住居)まで連れて行ってもらうという流れだ。 50人程は収容可能なバス内は満席に近い状態だったが、ただでさえモンゴルに来る邦人は少ないであろう中、ましてやこんな辺境の地に向かう日本人は余程珍しかったのだろう。 ちょっとした人気者(変わり者?)扱いで 「ヤパーン!(ジャパーン!)」
2024/11/20 気がつくと宿に滞在していたインド人客は全ていなくなり、代わりにサブサハラ系の人達が大勢チェックインしてきた。 それぞれの詳しい出身国はわからないが、例えば“アジア人同士”の様に、何か共感し合えるものがあるのだろう。 今までピリピリしていた宿のムードが一変、まるで宴会の様に皆盛り上がり、楽しんでいる。 「日本人はいつも礼儀正しくて静かだけど、日本人同士が集まると急に騒がしくなる」 旅中にそう言われたことがある。 もちろん同じ境遇やナショナリティを持つ
2024/11/19 さて、そろそろポルト滞在も終盤。 今回の宿にややしばらくお世話になっているが、実質ここは出稼ぎ労働(希望)者専用といっても良いホステル。 そして最近気づいた事だが、オーナーは彼らを支援しているようだ。時には雇用し、時には就職についてのアドバイスも。 あのリーダー格のボブも姿勢を正して彼の話に耳を傾けている。 とはいえ、もちろん私みたいな観光客も泊まれるが、そういった人達は大抵1〜2日でチェックアウトしてしまう。 何故か、それはホステルの雰囲気が少しピ
2024/11/18 ポルトガル入国8日目。 ポルトを拠点として同じ宿に滞在中なのだが、気がつくと沢山のインド人達。ゲストのみならず、スタッフまでも。 「日本人とか中国人、韓国人ってゴキブリも食べるんだろ!?」 「いやいやいや!食べないって!!」 「もし食べる人がいたとしても、極々少数の少し変わってる人だけだよ。それは何処の国にだっている」 「マジか!?そうなんだ!!」 彼らが私達を見下してるわけじゃないことは語調や表情でよくわかる。 単純に素直、そしてちょっとズレ
2024/11/17 『そうだ、ブラガに行こう』 ふと思い立ち、日帰りも可能なこの街にフラッと出掛けることにした。 何も調べず、気持ちの赴くままに。 滞在中のポルトからはバスで50分。 ヨーロッパでお馴染みのFlixbusチケットを購入し、出発を待つも、便が突然変更になり次のバスに振り替え。 だが到着したバスの職員には「そのチケットでは乗れない」と拒否される。 一度頷き様子を見ると、振り替えを待っていた客がどんどん乗り込んでいく。 「いやいや、みんな乗ってんじゃん」
2024/11/16 いやぁ、西サハラで買った激安の解熱剤を飲んで寝たんですけどね。まぁまぁ何というかえげつない悪夢にうなされまして…。 それはもう人生史上、最悪なんじゃないかというくらいで、昨夜から丸一日経った今もその恐ろしさ、おぞましさが鮮明となって頭から離れません…。 っていうかコレ絶対あれだろ、ダメなやつだろ。寒気は止まらないし、むしろ増したわ。 結局、日本から持ってきたロキソニンで無事に快復。あっという間だった、ロキソニンすごい、ロキソニン最高。 これで全部使
2024/11/14〜2024/11/15 うーん、寒気が止まらない。 今のところ熱も無く、咳もクシャミも鼻水も出ないが、これは久々に風邪だな。 雨の中、傘も差さずに1時間も街を歩いたのが祟ったか…。 こんな事はイケメン、もしくは平成の歌の中だけにしておかないと。 というわけで、この2日間は特に何もせず。 旅程決め、電子渡航認証の申請など色々やる事はあるのだが。 音楽聴いて晩酌したり、自炊したり。 自宅でも出来るはずなのに、宿でするソレが何故か、無性に楽しくなる。 長
2024/11/13 ポルト3日目。 滞在している宿はいつも通りのドミトリー。安い相部屋だ。もちろん様々な人が集まってくる。 それは必ずしも旅行者だけではなく、とりわけ欧州の最安宿にはシリアスな事情を抱えた人達が多い。 そう、労働者だ。 正確には労働希望者といったところだろうか。つまり、仕事を求めてヨーロッパに渡ってくる人達がイタリアやスペイン、フランスのみならず、此処ポルトガルでも長期で暮らしている。そのほとんどがアフリカ系の移民達だ。 「ハロー」「ハウアーユー?」
2024/11/12 晩秋のポルト2日目。 透き通った空と、肌に触れる冷たい風。 この視界も思考も鮮明になる季節が私は一番好きだ。 朝食用のパスタを茹で、歯を磨き顔を洗い、午前11時ぴったりに玄関のドアを開ける。
2024/11/11 いや〜しかしホント…フランスに着いた瞬間から感じていたが、この欧州の安心感よ…。 整備された道路、清潔な建物と設備、余裕と落ち着きのある人々…。 蛇口を捻れば溢れんばかりの綺麗な水。なんならお湯だって出る。 今なら便器の水でさえ直飲みできそうだ…。 夏に周った欧州では物足りなさを感じていたにも関わらず、今ポルトを歩く私には此処が天国に思える…。 結局、無い物ねだりの繰り返し。愚かだ…。 おまけにポルトには安宿がある。 一泊10€(約1,639円)。
2024/11/10 深夜のトゥールーズ・ブラニャック空港。 空港泊禁止ルールの中、忍び歩いていると警備員達に見つかり「出ていけ」とフランス語で促される。 「Ok,Ok」と何となくわかったフリをして彼らの下から去り、服を着替え、帽子を脱ぎ、バッグカバーを外し、コンコースの死角に身を潜め、且つ搭乗券を持った数人の客に紛れ込み、顔を隠して寝た。 結果、無事に朝を迎える事に成功。 警備員に出入り口まで付いて来られなかったのが幸いした。 しかし、もう2回目は通じないだろう。 そ
2024/11/9 ダカール滞在4日目。 午前6時に起床し、早々に出発の準備を済ませる。 この日、コバ君はコートジボワールへ。 そして私も急遽、予定を決めた。 フランスに行こう 実は先日、新しいカウチサーフィンの2人組ゲストがやって来た。なんと彼らもダカールで財布を盗まれたらしい。 出会う人皆、何かしら盗られている。そんな街で楽しめる気がしない。何よりコバ君を差し置いて楽しもうとする気になれない。 当初は陸路でモロッコまで戻ろうと思っていたのだが、その為にまたあの国境
2024/11/7〜2024/11/8 やべぇ…スマホが無い…! ダカール市内中心部に向かうバスの中。 コバ君が発したその言葉に、私は即座に反応出来なかった。 超満員の車内に戸惑っていたからではない。なぜなら、たしかに彼の手には紐でしっかり繋がれたスマートフォンが……いや、スマートフォンのケースだけ…!? まさか、どこかで落とした…? いや、そんな事あるだろうか。少なくとも私はケースから電話が外れた事など一度も無い。 誰かが盗んだ…!? 私達がバスに乗り込む瞬間の隙に
2024/11/6〜2024/11/7 セネガル入国3日目。 居心地の良かった街サンルイを後にし、私とコバ君は首都ダカールへ。 意外にも遅延は無く、むしろ予定より早くダカールに到着。その後すぐタクシーを拾い、郊外へ。 今日と明日の2日間は一般住宅でお世話になる、 所謂カウチサーフィンを予定していたのだ。 入り組んだ住宅街の中、Simカードも無い状況だったがコバ君のおかげで難無くホスト宅へ到着。 彼は少しフランス語が理解できるので、とても有り難い。これがもし私一人だったら
2024/11/5 セネガル入国から一夜明け。 モーリタニア⇔セネガル陸路国境からほど近い街、サンルイ市。 私とカズ君は個室を2人でシェアして費用を節約し、同時にプライベートルームならではのリラックスした時間を過ごした。 そして今朝、私達はサンルイ市内を散策する為、まずはバスに乗り中心部へ。 同じイスラム教の国でありながら、モロッコやモーリタニアとは違った賑やかさ。開放的な雰囲気が車窓からも伝わってくる。
2024/11/4 モーリタニア11日目、午前8時半。 親切な宿のオーナーに車でバス乗り場まで送ってもらい、私とコバ君はセネガルとの国境まで向かう。 わりと駆け足での滞在だったが、振り返ると入国時から今に至るまで、モーリタニアの人達からは親切を受けっぱなしだった。 たしかに親切な人はどの国にもいる。 私も今まで数え切れない程お世話になってきた。 しかし、ここまで優しさのみだった国。 有り体にいうと「全く嫌な人と出会わなかった国」は珍しい。 わざわざ日記に書くまでもない些