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♡今日のひと言(俳句)♡松尾芭蕉
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『野ざらし紀行』(1684)
(句意)
途中で白骨(=野ざらし)になることも覚悟の上の旅なのだが、いざ出発となると、冷たい風が身に浸み込んで来る。
41歳になった芭蕉は、8月に江戸を出発して故郷の三重へ向かい、翌年4月に江戸に戻るという、150日以上2千キロに及ぶ大旅行を行います。
母の墓参りが目的でしたが、その旅は、東海や関西の各地を巡る「創作旅行」なのでした。こうして生まれたのが『野ざらし紀行』でした。
旅行に大きな危険が伴っていた当時、人が野山で命を落とすことは珍しくありませんでした。
芸術の道の厳しさと、それを究めんとする芭蕉の決意がこめられた一句です。
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松尾芭蕉(1644-1694~江戸・俳人)
武士身分を捨てて町人の世界に入った後、江戸で俳諧を学んだ。「さび」「しおり」「細み」などを根本理念とした「蕉風」を開拓し、俳諧を芸術として確立した。多くのすぐれた門弟を輩出させ、各地に旅し、名句と紀行文を残した。紀行文では『奥の細道』(1702)が特に有名。
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Planet Earth
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