"自明性への気付き"を止めないこと ~認定ワークショップデザイナーの課題に取り組んで~
WSD 青学40期修了のかみちゃんです。
ありがたいことにお声がけ頂きまして、WSD Advent Calendar 2024 に参加させて頂いてます。
今日は14日目です。
WSD39期先輩のPiroさん(最初の出会いは40期のWS実践の際に同じグループ)の次の日という奇遇さも重なって嬉しくもあり、諸先輩方に交じって書くことのドキドキもあります。
が、頑張って書いてみます。
修了して1年経ちました
さて、ちょうど一年前にWSD=ワークショップデザイナー育成プログラムを修了しました。
終わったばかりの今頃は、新しいメガネを手に入れたかのように何か世の中の見え方が変わったような気がして、高揚感に包まれていた気がします。
その余韻が覚めないうちに学んだことを生かしたくて、普段の仕事の中で「これはワークショップでやった方がいいこと起きそうだなー」というものを選んではワークショップを企画して実施して、ということを実践したのがこの1年だったと思います。
そんなに数は多くないのですが、その一部を自分のnoteで書き残しています。
で、出来たらこの1年の実践した経験を形として残したいなと思い、思い切って?認定ワークショップデザイナーを受験することにしました。
数日前まで課題提出の締め切りに追われていたのですが、この課題が、ちょうど私の1年の振り返りにもなりましたので、取り組んでみて得られたもの、気付いたことについて書きたいと思います。
深くて重い、認定ワークショップデザイナーの課題
そもそも認定ワークショップデザイナーとは何か? 引用してご紹介。
WSDを修了していれば「ワークショップデザイナー」を名乗ることは出来るのですが、その後にコンスタントに実践を積んでいることが、まず認定ワークショップデザイナーの条件になります。
受験料を振り込むと、課題シートが送られてきます。
そのシートには以下のお題があります。
・3つの事例の実践報告と自己評価
・総合自己評価(3つの事例の集計と比較。プログラムの観点とファシリテーションの観点とでの自己評価も言葉にする)
・セルフブランディング(自分のワークショップ 3つのキーワード)
・認定ワークショップデザイナーの役割とは?レポート(課題動画あり)
詳細は端折りますが、想像していた2倍くらいは書くのが大変でした。
事例の振り返りは、3つとも企画書を作っていたので外形的にどんな事をやったのか?どうだったのか?を書くことはそんなに難しくありませんでした。
しかし、何を考えてその時に何をしていたのか?そもそも何を目的にしていたんだっけ?という企画書には表れない内面の活動や、3つの事例を俯瞰して眺めるとなんだかぼんやり見えてくる自分の特徴みたいなものがあります。それをまた咀嚼して言葉にするのがとっても大変でした。
そしてそこからさらに掘り下げないと出てこない、自分のワークショップの3つのキーワード、そしてそして「認定ワークショップデザイナーの役割」を自分の言葉にすると見えてくる「自分はいったい何者なのか?」ということ。
「うーん、うーん」と唸っては書いては消し、また書き直しの繰り返し。
さすがWSD、ただ受験することじゃなくてリフレクションシャワーの嵐!
仕事やマネジメントを楽しいものにしたい
自分がなぜワークショップを学んで、なぜワークショップをやりたくなるのか、それを通してどんな貢献がしたいのか?
今回の課題の取り組みを通して、ぐるぐると何周もした結果、最後には
「あらゆる人にとって仕事やマネジメントが楽しいものになること」
をしたいのだという事に改めて気付くことになりました。
noteを始めた時に自分の名前の後ろにつけたコピーとほぼ同じ笑
でも、俯瞰して(いるつもりで)自分を見つめた結果、ここに行きついたことに自信というか自分はやっぱり自分だという確からしさを持つことが出来ました。
認定ワークショップデザイナーへの認定のためには、これから課題に基づいたグループセッションや面談が行われて、またそこで課題を見直す機会があります。ひとまずの自己理解は上に書いたようになりましたが、またこの後、自分自身がどんな自分なのかはアップデートされていくのだろうと思います。
受かるかどうかは別として、認定ワークショップデザイナーの受験はWSD修了後のとても良いリフレクションの機会になるのでお勧めです。
そしてこの経験によって、ワークショップデザイナーとして生きるということは、「自明性への気付きを止めないこと」だと改めて気付くことの出来た1年の終わりになりました。
みなさま良いクリスマス、そして年末年始をお過ごしください。