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俳句

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2023年7月の記事一覧

俳句 海原

俳句 海原

「いくつもの ヨット重なり 風を待つ」

沖合いに、白い帆が見えます。
風を待っているのでしょうか?

俳句 夏休み

「登山者は 駅より既に 早足で」

駅を出ると、山に向かって
それぞれ大股で歩きます。
たいしたパワーです!

俳句 遠花火

「窓開けて 花火の音を 楽しんで」

台所に立ったら、花火の
音が聞こえました。
窓を全開にして、見えない
花火の音だけを・・

俳句 街道

「二階より 風鈴の音 宿場町」

町並みを見て歩いていたら、
涼やかな音色が。
素晴らしい鉄で、南部でしょうか?

俳句 集い

「納涼と 名目ぱかり 食事会」

暑いから納涼会と
声をかけられました。
どうも年が寄ると、
何かに付けて集まり
たいのです。

俳句 物置き

「行水の 盥は既に 箍が錆び」

物置小屋に甥や姪が、行水をした
タライが。彼らもあの幸せな、子供時代を覚えているでしょうか?

俳句 大阪

「どの橋も 人で溢れる 天神祭」

次々と船が通る度に、大きな
歓声があがります。
唯でさえ暑い大阪が、更に
暑くなる日です。

俳句 あの夏

「よしず立て 縁台に祖父母 おわせし日」

懐かしい夏の思い出。
そこに幼い私も居て、
西瓜を食べ・サイダーを
飲んでいます。

俳句 男

「サンダルの 金具まぶしき 午後の
陽に」

洒落た革のサンダル。
金具も凝っています。
スペイン製かと、思いました。

俳句 優雅

「避暑地より 絵葉書くれる 友ありて」

例年より早くから、此方に来ています。羨ましい便りが、届きました。
美しい草原の写真から、風が届く気さえしました。

俳句 観光客

「夏休み 都内は逆に 混みあいて」

全く驚く数の、外国からのお客様。
これに加え、夏休みになったので
国内各地からも・・
銀座のシャネル・松屋のヴィトンは何時見ても、長い列です。
明治神宮浅草寺は、恐ろしい混み方なので参拝時間を早朝夕方に。

俳句 太平洋

俳句 太平洋

「車降り 裸足で海へ まず一歩」

格好良く、海へ歩く筈が!
砂が熱くて、結局ビーサン
を履きました。

俳句 昼寝

「端居して 読書の筈が 居眠りを」

多少でも風が通る、涼しい場所で
読書 の筈が、ついつい昼寝してしまいました。

俳句 打ち水

「はや二度目 午後の打ち水 する日なり」

余りの暑さ!
打ち水も、直ぐ乾いてしまいます。
これでは三度目も。