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俳句

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2023年5月の記事一覧

俳句 僅かに

「梅雨晴れの 小さき空を 見上げては」

昨日は午後少し晴れて来て、
青空が見えました。
嬉しくなり、散歩に出ました。

俳句 落花

俳句 落花

「落ちてなお 姿良き花 夏椿」

今年は驚く程、早く咲いた
夏椿。緑の上に落ち、白との
対比が見事でした。

俳句 愛好家

「薔薇に明け バラに暮れたる 友の居て」

熱心にバラ栽培に励む、友人が
います。一年で最高の、開花
シーズンを終え、寂しそう?

俳句 景色

「夏草に 利根川すっかり 隠されて」

大層茂った草。
川が全く見えません。
少し不気味な程でした。

俳句 散策

「緑陰の 石碑年号 読まんとす」

散歩していて、古そうな石碑を
見掛けました。
何とか年号を読んだら、元禄
十三年。感激でした!

俳句 海辺

「艫綱トモヅナを 揺らす青嵐 この岬」

見事な晴天、少し強い風が
吹いています。
気持ちが良く、深呼吸を
してみました。

俳句 あちー

「夏の日は 一駅なりと 地下鉄で」

暑さと日差しのキツイ日。
少しの距離でも、地下鉄に
乗ってしまいます。

俳句 その中に

「夏の山 幾つの命 守りつつ」

深い緑の中に、沢山の生物が。
それを感じつつ、歩きます。
植物も動物も、イキイキして
いる様です。

俳句 湧水

「峠道 清水どちらへ 流れ行く」

道の両側の岩から、水が
溢れています。
さあどちらへ、流れて
行くのでしょう。

俳句 水上

「竹生島 渡る船より よしきりを」

長浜から乗船。
詳しい方から(ほら、
よしきりが!)と
教えて頂きました。

俳句 旧庄屋

「夏燕 何度も出入り 長屋門」

旧庄屋の屋敷跡、お庭見学へ。
燕が長屋門に、良く似合うと
思いました。

俳句 何を

「夏木立 いたずら心 隠しては」

こんもり茂った、夏木立。
その中に、何を秘めているので
しょうか?

俳句 名刹

「青葉越し 山門の額 見えて来て」

長い階段を昇ると、ようやく
山門が!嬉しくて、早足になり
ました。

俳句 川沿い

「立ち姿 全て絵になる 白き鷺」

近所の川沿いを、散歩していたら~
嬉しい事に、白鷺が!
美しい姿に、見惚れました。