2021年3月の記事一覧
稽古の茶道具 みちのく
あの悲しい3月11日がやって来ました。
毎年この日近くには、いくつか同じ道具を
使います。
床 雲無心 松島瑞巌寺五雲老師筆
花入 岩手 久慈焼
茶碗 福島 相馬焼
この三点だけは、福島・宮城・岩手・所縁の
道具なので動きません。
他の道具は毎年少しづつ、入れ替えます。
仏事用の道具も出します。
今年は香合に、網干文を出しました。
床に御茶・お菓子を供え、社中一同で
稽古の茶道具 お彼岸
今週の稽古道具を考えていて、丁度良い
掛物を思い付きました。「至彼岸」の三文字です。
この言葉を古代インドのサンスクリット語に
すると、パーラミタになります。おや!どこかで
聞いた事が有る様な・・・そうです,お馴染みの
「般若心経」の一節です。
パーラム=彼岸・イタ=至る、二つの言葉が一緒に
なりパーラミタとなりました。