見出し画像

医療ケア+車椅子でディズニー旅行2(医療編)

今回はディズニー旅行おける、医療面のことを書いていこうと思います。

●呼吸器のこと

旅行の日程が決まったら呼吸器の業者に連絡します。現地での緊急対応のために行程をお伝えします。
また宿泊先に前もって医療機器を配置してもらいます。(設置出来る機器としては、フィリップス社では、人工呼吸器、呼吸器の加湿器、サチュレーションモニター、カフアシスト*現在、カフアシストは供給バランスで貸出は厳しいとのことでした。必要物品に関しては自分で用意する必要がありました。サチュレーションのセンサーや加湿器のチャンバーなど。)

●医療機器のこと

フィリップス社のトリロジー100を使用しており、バッテリーは内部バッテリー含めて4本(12時間)でした。基本的には、3時間ちょうどで無くなるわけではありませんが、命なので、時間的に不安であれば業者さんに一時的にバッテリーを借りられないか相談されてもいいと思います。私は常にバッテリー2本置かせて頂いています。


医療情報提供書

②緊急搬送時の医療情報提供書を書いてもらいましょう。お守りとして持ち歩きます。万が一現地で搬送になった際には、いつもの先生ではないため情報提供書は必須です。私の場合は、主治医が緊急時に連絡受けれるように情報提供書に自分の携帯番号を書いてくださっていました。


移動方法

可能であれば新幹線かクルマ移動がオススメです。飛行機だと、空の上では酸素濃度が落ちること、またもしトラブルがあった時に電源確保や対応などもしやすいこともあり、私は新幹線での移動を選択しました。


新幹線の多目的室

新幹線には、多目的室と呼ばれる個室があります。予約しておくことが確実ですが、空いていれば利用できます。(鍵が空いていれば利用可能という話も聞いたことがありましたが、鍵が空いておらず、乗務員に使用したいとお願いしたところ、指定席料金を追加したら利用できました。)

この部屋は、座席をベッドのように広げることができ、人の目を気にしなくていいので気楽なのですが、残念ながら多目的室はあまり広くないので、大きな車椅子だとリクライニングやティルトをがっつりすることは出来ません。

座席をフラットにしてベッドがわりには出来ますが、部屋を埋め尽くすので、部屋の中に置けるのは折りたためる普通型くらいのサイズの車椅子です。電源は足元に一つあります。多目的室は接続部にあたり、揺れが大きいので酔いやすさと介助のしにくさがあり、また音がうるさいので注意が必要です。

ディズニーの医務室と電源

コロナ禍なのか、ディズニーの医務室はあまり使われておらないようで鍵が閉まっており苦労しました。パーク内には電源はなく、医務室で電源を借りることになりましたが、その際にも時間を要しました。医務室に医療機器などを預ける際は、前もって連絡を入れておく必要がありそうです。


ディズニーの持ち込み

パーク内にキャリーケースの持ち込みは禁止だそうです。医療機器や医療物品など、重たい荷物が多いのでキャリーケースで持ち込もうと考えていましたが、入り口で注意をされました。

事情は話してOKは出ましたが、制約も多かったのでご注意ください。
ちなみにパーク内のロッカーは空きがほとんどなく、キャリーケース(1~2泊くらい)の入るロッカーは少なくサイズもギリギリでした。


次は旅行の組み方やヘルパー制度を使った旅行の仕方などを書いていこうと思います。
その後にアトラクションの特徴や使えるサービスなどの細かいことを書いていこうと思います。お付き合い頂けたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?