宿命天中殺
① 生年天中殺 天中殺の年に生まれる
・一生涯天中殺を背負って人生を進むようなもの。
・原因、出発点は自分を生み出した両親の所業によるもので自ら修正することはできない。家系的な問題を多く含む出生。
・学者、芸術家、宗教家或いはスポーツ界、芸能界などで大成する人たちに多見する。大舞台で揺れずに普通の人ができないことができる。
☆成功者
・能力、精神面においてほとんど親の影響を受けていない。
・己の身を信じて自己追求をし自分らしい才能発揮ができれば大成者の道を進むことが可能になる。
※それほどの特徴的な素質をもつことなく親の影響のもとに育った人には社会エネルギーや発揮といった点で非常にロスが多くなる。満足を満ることができない結果に終わることも多い。ホームレスetc.
② 生月天中殺 天中殺の月に生まれる
・運命に波動が大きく山坂が多くなる。
・気の働き(精神の働き)と現実行動がバラバラになるような拡散状況が出て性格破綻者的と取られるようなアンバランスな思考をすることもある。
・時分自身をコントロールできないがために、なぜ自分はこんなことをしているのだろうと自分で自分のことを歯ぎしりするような思いをする。しかし出てくる仕事、やらなければならない仕事を次々と人の2、3倍のパワーでやりとげる力を発揮することもある。
・周囲に与える影響力が強い。
・家族が犠牲になったり自分が家庭の中で犠牲になることもある。
・きょうだいに理解されなかったり家系からはみだす要素が年齢とともに表面化してくる。何の天中殺であろうとはみだし運となる。
・体験学習ができない。イタイ思いもすぐに忘れる。命知らず、おてんばと見られる。
・ノーマルな平均的な生き方、普通の人並の生活を望まない方が生きやすい。
・親、特に家系による所業による原因。
〈日座天中殺〉 日干支が 甲戌 乙亥←海外が○
・天中殺中の天中殺。天中殺の親分的天中殺。一生天中殺の中を行く人。
・物事のスタートを受けもち、終わりをまとめようとしないことが大切。物事のきっかけを作ることが上手。決してそれを自分でまとめようとしないこと。
・知恵の回転が迅速。
・結婚しても不完全な家庭であれば良いが順当な結婚は凶。人生の中で何かが欠ける。子が生まれれば財運が落ちるなど、満ちれば欠ける。
・血液(エネルギーの象徴)に問題があり、体力の消耗が激しい。
・現実的に成功するには他家に入り込むと良い。男性は婿養子、女性は国際結婚すると順当な家庭で幸福になれる。男性も海外で暮らすと順当な家庭で幸福に過ごせる。
〈宿命二中殺〉 生年+生月
※松田聖子
※美智子皇后(世のため人のため→楽 天印星2つ=赤ちゃん2つ)
1934年10月20日 戌亥天中殺
甲甲甲 貫印
子戌戌 玉調調
恍貫印
・自分一人しか頼れない。
・精神社会で成功する。
・人間性の純粋さと素朴さをもつ。
・自然の中で流れに逆らわないで自分自身に正直にあるがままに生きる。脱サラ。雨が降れば読書、晴れれば地を耕し…。
集団の天中殺
〈同一天中殺〉
・同じ天中殺をもつ者同士で同質の運命共同体となる。相性が良い。ただし天中殺の年・月の出会いは凶でまたたく間に崩れる。
・共同事業・友人関係は長続きする。
・夫婦になると協力度合は普通以上になるが一度ミゾができると普通以上の憎しみとなり離婚もできない。腐れ縁になりやすい。
〈相互天中殺〉
・相手の日支に自分の天中殺があることで異質の共同体となる。相性は良くないがお互いに助け合える。
・職場の同僚や共同事業には良い相性と言える。
・夫婦になると子どもが生まれなければうまくいくが、子どもが生まれたところから破滅の道をたどることになる。
・二人で完全な形となり奇数の人間関係になると凶。