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「年齢」の基準は自分次第、歳で夢を諦めていませんか?

夢と年齢について先日「書くことについて」の著者野口悠紀雄さん(79歳)のセミナーに参加した経験を含めてお伝えします。

先日 野口 悠記雄さんのセミナーに参加してきました

あと数日で80歳を迎える野口さんは作家として55年も活動されています。彼の佇まいからクラシックな手法で本を書かれていると思ってしまいがちですが、なんとセミナーの内容は「クラウド」「スマホ」「音声入力」「グーグルドライブ」とオンラインで欠かせないワードがズラリ!

歳を重ねるほど最新技術に疎いという世間的なイメージとは正反対に、彼は最先端の技術を取り入れて若い世代へzoomオンラインセミナーを開催されていました。自分もその受講生の一人でしたが、聞いていてなるほどなという事ばかりで最近のメディア「note」についてなども取り上げられていて全然ジェネレーションギャップを感じませんでした。

今オンラインの恩恵で距離や時間を選ばなくなりましたが、年齢の壁すらもなくなろうとしていると実感した瞬間でした。自分も将来一冊は本を出してみたいと思っているので「挑戦」に年齢は関係ないと体現されている野口さんを見て励まされました。

「年齢」の基準は自分次第

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

自分が小学生のとき、30歳といえばもう「the・大人」でしたがいざ自分が30歳になってみると全然気持ちは10代と変わりません(笑)世代によって「年齢感」が違うようにその人個人によっても違います。

しかし、「世間一般的な基準」というものもありますよね、例えば結婚するのは早いほうが良いとか、XX歳にもなって実家ぐらしと見下す意見を言う人もいます。ですがそれは全て「他人の言葉」であって「私達を理解していない他人の言葉」をこちらが真に受ける必要はありません。

他人の言葉を真に受ける必要がない理由

シチュエーションや視点、立場によってその内容は変わる

例えば40歳で実家ぐらしだとします。

世間一般的な目線
結婚もせず、親のスネをかじって独立意欲のない人だ。

【個人の目線】
親御さんの面倒を見てるから出会いの場にも行けないし仕事と家事で精一杯。とても優しい家族思いの息子さんだ。

このようにその人の状況を知っているか知らないかで全然印象が違います。そして世間の目などそんなものなので「気にする必要もありません」。

もし他人の言葉に全て影響されてしまうと自分の価値観よりも他人の価値観を優先してしまうことになってしまいます。

自分の人生の主人公は「自分」

なぜ世間の目や体裁を気にしてしまうのか?それは自分に自信が持てないからです。今自分がやっている事が正しいかどうか社会の「一般的な基準」に合わせてペース配分を行っているから。

しかし、そうじゃなくて「一般的な基準」に当てはまらない自分自身で決めたあなたのペースで進む許可を自分にすれば良いだけです。言ったら80歳ではじめて結婚しようがそれは私達の勝手です。それに他人は私達が思うより私達のことを気にしてません(笑)こちらが過剰に他人の目を気にしてしまっているだけです。

自分の行動に自信を持ちたいときは「自分自身をまずは認めてあげること」

同い年の友達が以前「32歳だけど結婚できてない、プレッシャーでおかしくなりそう」と悩んでいました。世間一般的に「結婚=幸せ」と言われているのかもしれませんが、果たしてそれはその子にとっての幸せなのでしょうか?

本心を聞くと「今は結婚なんかどうでもいい、自分が目指す仕事をして活躍したい。その姿を両親に見せて好きな仕事をして自立していると安心してもらいたい」と本心を話していました。完全に結婚は彼女の幸せの形ではありませんでした(笑)

そこから更に話を聞けば聞くほど、「結婚のために婚活や自分磨きに時間をかけるよりも、夢の舞台を目指して勉強やトレーニングを積む時間の方が大事」という答えがでました。

その子の将来の目標は決まっているのに、世間の目を気にして「一般的な幸せ=彼女の幸せだと思い込んでしまっていた例です。そして実際一般的な幸せは彼女にとって本当の幸せの形ではありませんでした。もし無理やり無駄な時間となる婚活で偶然良い出会いがあり結婚してもその先には自分の夢を諦めるという彼女にとって悲惨な結果になってしまいます。

★自分の気持を受け入れる事

「今は結婚したくない」という自分の気持を自分が受けれ入れてあげる事

これができた彼女は、相談してきた時とは別人のように「なんであんなに焦っていたのか解らない・・(笑)自分は自分、他人は他人だよね!」と満足げに語っていました。本当にそのとおりだと思います。

現在LGBTsやワーキングスタイルがコロナによってリモートに変わったり、印鑑がデジタルになったりと多様性が重視される社会へと一気に変わってきています。世間体や固定概念もそのうち変わっていくでしょう。ですが私達がそのペースに合わせる必要はなく、私達がそれぞれのペースで人生の主役になる事が大切だと思います。

歳だから」を理由に挑戦を自ら諦めてしまっては勿体ないです、人生100年時代です!セミナーでの野口さんの名言は「70歳でやっと一人前」です(笑)それに比べてたら自分もまだ小学生レベルです(笑)

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