衣替えで節約できる？！色と体感温度の関係

色は心に影響を与え、心は体に影響します。それは体温も同じ事、色彩心理で心も体も暖かく過ごす方法をお伝えします。

実証されている事

家具、壁紙全てが赤い部屋と全てが青い部屋で
被験者の体感温度は3度違っていた。

これは色が被験者の心に、そして体にも影響を及ぼした解りやすい例になります。この様な色が人に与える色彩心理効果を使って秋から冬のインテリア、ファッションコーディネートをお伝えします。

秋〜冬の性質を知る！

寒さ対策をする前に秋から冬にかけてどんな性質があるかを考えましょう。そうする事で体温だけじゃなくもっと広い範囲で効果を発揮する配色コーディネートをする事ができます。それに体温をひたすら3度上げる事だけに集中してしまうと真っ赤な部屋を作る事になるのでそれを避けるためにも（笑）

外的な影響

・寒さ
・暗さ
・静けさ

内的な影響

・漠然的な悲しさ
・孤独感

●なぜ冬になると気持ちが落ち込みやすくなるの？●
日照時間＝自殺率に関係があると言われています。そして夏のカラフルでバイタリティ溢れる自然・生物活動と冬の植物が枯れ動物や昆虫が居なくなる静けさ閑散とし、植物が枯れる「老いや死のサイクルを感じさせる」視覚的ギャップがそうさせているのでしょう。

そんな気持ちの落ち込みをカバーする事で毎日の気持ちのアップダウンを減らしバランス良く毎日を楽しく明るく過ごすためのコーディネートをするという対策の方向が決まりました。

気持ちも心もあったまるコーディネート

インテリアコーディネートは３種類に分けられる！

１：ベースカラー　全体の約７割を占める色
２：サブカラー　全体の約1.5割〜２割を占める色
３：アクセントカラー　全体の約0.５割〜１割を占める色

ベースカラーは一番効果を発揮したい色を選びましょう。サブカラーはその次に欲しい効果、またはベースカラーを強調させる色を入れると良いでしょう。そしてアクセントカラーは1.２とのコントラストを入れたかったり寒色系の色を取り入れたい時に心に大きく影響し難い１ポイントで入れる方法があります。

色は１２色の中から選んでいきます。これはどのお店でも手に入るからという理由と、他の色もこの基本色のミックスになるので一番効果のあるこれらの原色から選びたいと思います。

（ミックスの例としてターコイズブルーは青、緑、黄色の３色でそれぞれの要素がありますが青の要素が強く黄色の要素は殆ど感じないなど複雑な説明になってしまうので今回はシンプルに12色にしています。）

おすすめコーデTOP３

今回は、在宅での仕事も増えたと思いますので「マイルームのコーディネート」という設定です。
サブカラー・アクセントカラーの候補が複数色がある場合は一つ選んで下さい。合計で3色入れる事を目標にしましょう。色が少なくなればなるほどその色の効果も減少します。

●心も体もあったかくポジティブにしてくれる部屋●

ベースカラー：オレンジ
サブカラー：ピンク・黄色・ブラウン
アクセントカラー：白・赤・黄色・ピンク・ブラウン
（ビビッドカラーはアクセントカラー以外の配置では避けてください。気持ちが高揚して寝つきにくくなります）

●リラックス重視の部屋●

ベースカラー：ブラウン
サブカラー：オレンジ・グリーン
アクセントカラー：オレンジ・グリーン・ホワイト・イエロー

●寂しさから解放される部屋●

ベースカラー：ピンク
サブカラー：オレンジ・ブラウン・イエロー
アクセントカラー：レッド・ブラウン・オレンジ・イエロー・赤紫

もっとも重要なのは外や周りがダークトーンになったからといって自分も合わせる事はしなくて良いという事です。

あえてそれを着たいのであればアクセントカラーに明るい色を挿し色として入れるなど、気持ちが落ち込んでいる時はダークカラーの影響でその気持ちが増幅してしまいます。例として絶望した人が黒い橋に行くと飛び降り自殺に繋がる程色の与える効果は大きいです。

簡単にポジティブ思考を手に入れるポイント

パジャマをとにかく明るい色を着る！キャラクターだろうが好きな物を取り入れて誰にも文句を言われない服こそパジャマです！「パジャマ」じゃなくても部屋着として用意している服でも同じです。パジャマが明るいと着ている相手一番目にするあなたの気分を左右します。

部屋が明るくてもそれを着ているあなたが黒やネイビー、グレーのパジャマだとその効果も半減してしまいます。特に黒はエネルギーを遮断する色と言われています。ポジティブなエネルギーもあなたに届く前にパジャマで遮断されたら勿体無いですよね。

気持ちも心も明るいと色の効果で結構促進、心は高揚し心身ともにバランスが取れ愛に満たされ他人にも優しくできる。色を取り入れるだけで効果を最大限発揮できればヒーターの使用頻度も下がるかも？！

こんなご時世だからこそ自分をネガティブから守る方法を持っていると安心できるかと思います。良かったら今年の衣替えから試してみてくださいね♪ご拝読ありがとうございました。