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お稽古memo 2022/7/4【四ヶ伝/盆点】

久々のお稽古メモ。
最近はずっと四ヶ伝の「唐物」「台天目」と季節の薄茶を行っていて、先週から「盆点」に入りました。
四ヶ伝は口頭で伝わるものでメモを残してはならない秘伝のお点前ということで、手書きのみメモしていたのですが、ポイントだけ、Noteに残そうと思います。

まず写真から

新妻屋さんの「彦星」
「宗旦むくげを中心に撫子や月見草など」

「盆点」のポイント箇条書き
・唐物茶入…中興名物唐物。例えば「伊達家伝来の岩城文琳」など
・お盆…「茶入に添えられていた唐物」や「後に真塗で作り塗は宗哲」など
・茶杓…利休形(象牙)
・仕覆…唐物に付帯するもの「鳥襷緞子」や「濃花色白極緞子」など
・茶碗…楽茶碗。取り込む際にお作などを問答を行う

●茶碗は仮置き(左手前をもっておく)、茶入を盆から正面へ持ってきたら、仕覆の口を緩めていったん火窓前へ⇒袱紗を真に捌き、盆を横に三+L字に清める
●仕覆をぬがせ、仕覆は水の方へ打ち返し敷板線状へ、茶入を清め盆に戻す(盆の出し入れは正面から)
●茶碗を正面へ置き、膝退して建水を取りに行く。建水を持ってきたら膝進して柄杓、蓋置、建水を定位置へ、総礼。
●袱紗を草に捌き、茶杓(3回+1)、左手で扱ってから盆へ。茶筅は建水左肩、茶巾は茶入を避けて水差しへ。茶入を盆から取り上げる際は必ず揉み手を行う。以下略
●お仕舞の際、茶杓はすでに清めているのでそのまま布施、茶碗を二手で勝手付に置き、その手で建水を下げる。
●拝見の際は、まず揉み手をして茶入を清める(行の捌き)。続いてお盆(こちらは縦に川の字を書いてそのままL字に流す)、茶杓、仕覆を置き合わせる。

お仕舞のあと、棚に飾った状態。

続けて【洗い茶巾の薄茶点前】をお稽古しました。
ポイント箇条書き
●最初に仕組む際、平茶碗にお水多め、茶巾の端を少し出して、水がしたたらないような位置に置く。(水が入っているときは天目茶椀のように両手で扱うこと。
●渚棚は二本扱いなので、水注ぎの際は取り出さない。蓋置は「一閑人」(敷板に置く際は、一閑人が右に倒れるように置く)、棗は「飛来一閑(ひきいっかん)の一閑張り、亀蔵(きぞう)」亀蔵という感じは当て字とのこと。中国の旧暦占星術のことを「きぞう」という。
●「一閑人」の蓋置の場合、建水から柄杓を構えず、持ち上げた状態で蓋置のみ取り出す。左手に乗せ向きを変えて敷板線状に置く。それから柄杓を取り上げ鏡柄杓をせずにそのまま蓋置に引く。
●釜の蓋を取ったら、そのまま湯をすくうように置き柄杓。
●茶巾を持ち上げて水の滴る音を楽しむ。その後茶碗の上で軽く絞る⇒建水の上でしっかり絞る。正面で畳みなおして、釜の蓋へ。
●両手で平茶碗を持ち建水へこぼす。以後片手扱い。以下略。

今週は七夕ですね♪
ロマンチックな次女(小三)は季節の行事が大好き。おうち全然飾り付けできていないので、なんとか今日明日でやりとげたい・・・!
期待に応えられるように頑張ります( ´゚д゚`)