漁師は漁に出れない時は網を繕う
みなさま、ご無沙汰しておりますURAKOMEです。
ちょっと色々あって約1年半ぶりの更新になりました。
私はいま、漁に出ています。
というと、なんのこっちゃ?お前は漁師になったんかい・・・と言われるかもしれません。
いえ、そうではありません。私は研究者として漁に出始めたのです。
実のところ、このnoteを始めた頃は、色々な雑務に追われて研究があまりできなくなって4年以上経過していました。
世の中って不条理ですね。
一生懸命やってきたって、それが一瞬にして無駄になることもあるし、約束を破られたり、理不尽なことばかりです。
頑張ってもうまくいかないことの方が普通です。
そんなこんなで疲れていたとき、いつドロップアウトするかわからない私の拙い経験が少しでも若い人の役に立てばと思い書き始めたnoteです。
面白かったのは、みなさんが研究者の給料と恋愛に興味を持っているということがわかったことです(笑)下記は、一番アクセスが多かった記事です。
さて、しばらく更新をしていなかったのですが、実は転職をしまして、軌道に乗るまで忙しくて筆が進まなかったのが理由です。
しっかり研究をし始め、やりたいことができるようになってきました。
私はアカデミックポジション(パーマネントポジションも)を転々としているので、その辺りのノウハウについてもそのうち書いていこうと思います。
しばらく研究(漁)ができず、アイデアを練ったり、解析技術を学んだり(網を繕う)していました。5年くらい・・・笑
どの仕事もそうなのかもしれませんが、ある日突然チャンスが来ます。
その一瞬に動けるかどうか、が重要な気がします。
基礎研究ではNature, Science, Cellやその姉妹誌に論文が掲載されるのは名誉なことですが、うまく進む時には一気にケリを付けなければならず、すぐに動けるかどうかが重要な気がします。
大漁の時には強くて大きな網が必要であったり、体のコンディションであったり、メンタルのコンディションであったり、様々なことが必要になります。
漁に出れない期間は網を繕う、何もうまくいかない時こそ、うまく行った時に必要な準備をしなければならないのだな、と改めて実感した裏米でした。
具体的にどのような準備をしてきたかについては、追々書いていこうと思います。
久しぶりのご挨拶でした。
Merci.