ケイタロウ@勉強垢|病気と闘いながら東大受験する商社マン

この物語は、Ⅰ型双極症(双極性障害・躁うつ病)でキャリアを絶たれたひとりの商社マンが、病気と闘いながら夢を叶え、自分を取り戻すまでの記録です。全ての悩める人、夢を追いかける人へ贈ります。*よかったらX(Twitter)もフォローしてください!

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最近の記事

アイの存在証明なんて - 第九話

今日は「食」について話をしよう。皆んな、毎日食べ過ぎていないか? 空腹も満腹も意識することなく、機械的に一日三食を口に入れる、そんなヤツらがあまりに多過ぎるよな。 俺は、腹がペコペコになったときに食べる、好物の美味しさを知ってるよ。キミにも早く気付いて欲しいな。 腹が空いてから食べる。そうは言っても、そんな曖昧なルールじゃ、簡単には出来ないというヤツもいるだろう。 そんなキミには、「16時間ダイエット」がいいかも知れない。 詳しいやり方は、ネットにいくらでも転がって

    • アイの存在証明なんて - 第八話

      ボクもキミも、小さかった頃には、間違えたり、悪いことをしたりしたときには、「ごめんね」「いいよ」って、素直に言えたし、答えられたの、覚えてる? お友達が相手のときはもちろん、自分の中のもうひとりの自分が相手のときにも、そんなふうに許し合えたらいいね。

      • アイの存在証明なんて - 第七話

        見えない目、心の目、すなわち「心眼」をもって、世界を見てみよう。何がホンモノで、何がニセモノか。 例えば、誰かに言われた悪い言葉は、その人の本心じゃないかもしれない。 共感するだとか、気持ちに寄り添うだとか、ってそういうことだよ。

        • アイの存在証明なんて - 第六話

          少し前のある日、「子育てのひとつの真理」に辿り着いたんだ。これは、今この瞬間の僕にとっての答えであって、必ずしも皆んなが求める正解ではないかも知れない。それでも、キミの助けになったら嬉しいな。 大切なポイントは、「親子関係」と「自己重要感」。特に前提となるのは、「親子関係」。良好な関係というだけで、子どもは親の言うことを聞こうとするし、自分のことも話そうとする。子育てに限らず、誰かを相手にするときのコミュニケーションの秘訣だよね。 そして次が、「自己重要感」。他者の自己重

          アイの存在証明なんて - 第伍話

          人生って、ちょっとした工夫で全てがうまくいく、そんな瞬間があるよな。 今日はそんな工夫のひとつ、「やる気スイッチ」の話をしよう。キミのやる気スイッチはどこにあるか? 答えは、やり始めた先にしかキミの「やる気スイッチ」はない、ってこと。 俺が何を言っているのか、分からない人もいるだろう。けれども、これが合理的な工夫ってやつであり、真理なんだ。 とにかくまず第一歩を踏み出すんだ。

          アイの存在証明なんて - 第四話

          昔から変わらない夢はあって、 ずっとそれが出来るか出来ないか悩んでいたけれど、 今はもう欲しい結果が手に入ることは分かって、 あとはやるだけだ、 という境地に至ったよ。嬉しいね。

          アイの存在証明なんて - 第参話

          キミの夢はなんだ。そんなことを聞かれても、小さな子どもじゃあるまいし、俺たちはそう簡単には答えられないよな。 壮大な物語のように大きな夢かも知れないし、日常の暮らしの中にあるようなささやかな夢かも知れない。皆んなそれぞれに、心に抱くものがあるだろう。 昔、歌手の中島みゆきが言っていた。 夢は叶ったほうがいい。でも叶わない夢もある。どうしようもない、形を変えでもしないかぎり、どうにもならない夢もある。どんなに姿かたちを変えながらでも、どんなに傷付きながらでも、いつかきっと

          アイの存在証明なんて - 第弐話

          病気と闘う、ってよく言うけれど、どういう意味なんだろう。病気になったことは、俺にとっては特別な意味があったんだ。 はじめこそ、病気になる前の自分に戻ろうとして、悩みもがいていた。しかしその過程を通じて、これは単なる自分を取り戻す作業なんかじゃない、生まれ変わってチャレンジするチャンスなんだ、って気付いたんだ。 そうして新しい人生は、世のため、人のため、何より自分のために生きようって決めてからは、心が楽になったよ。過去も、現在も、未来でさえも、どんな意味付けをするかは、いつ

          アイの存在証明なんて - 第壱話

          俺の名前はケイタロウ。東京の街で暮らす、37歳のひとりの男だ。他人と少し違うのは、Ⅰ型双極症(双極性障害・躁うつ病)という心の病気だということ。 病気になるまでは、いい学校を出て、いい会社で働くという、敷かれたレールの上を走ってきたような人生だった。 しかし病気になり、そのレールからはずれた今は、一度死んだつもりになって、新しい人生は「世のため、人のため、そして何より自分のために生きよう」と想うんだ。 この物語は、そんなひとりの男が、病気と闘いながら夢を叶え、自分を取り