2023年の振り返りとあけおめスタンプの結果
2024年がはじまりました。昨年2023年の振り返りと、あけおめスタンプ2024の結果速報をお届けします。
2023年の振り返り
2023年に創作したスタンプの数は64個(再販したあけおめスタンプ2023の4個は除く)となりました。
64個÷12か月=5.3個/月
5.3÷4週=1.3個/週
「毎週1個はリリースする」という目標は達成できました。
2022年は、63個のリリースでしたので、ほぼ同じペースで創作したことになります。
2023年もたくさんのスタンプをリリースできました。具体的な数の目標設定が「作らねば」という後押しをして、非常に効果的だったといえるでしょう。さて、2024年はどうしようかな。
売上の比較
2022年と2023年は、ほぼ同じ数のスタンプをリリースしたわけですが、その結果を比較してみましょう。
上のグラフが2022年、下のグラフが2023年です。2023年は12月の通知がきていませんので、まだ集計対象外です。仮に11月と同じ数字だったと仮定して比較してみましょう。
単体売上が激減
6,447,164 → 3,987,924(+249,628)=4,237,552 ▲35%
※(+249,628)は、2023年11月の金額です。12か月分で揃えて比較するために仮に足しこみました。
グラフを見比べてもよくわかりますが、単体のスタンプ売り上げは激減しています。比率にすると35%の減少となりました。グラフを見る限り、この傾向は今後も変わらないと思います。
プレミアムが倍増
297,737 → 932,488(+66,187)=998,675 +235%(3.4倍)
※(+66,187)は、2023年11月の金額です。12か月分で揃えて比較するために仮に足しこみました。
こちらもグラフを見ると一目瞭然です。オレンジ色(プレミアム)の量が圧倒的に増えました。比率でいうと、235%の増加、約3.4倍の金額となりました。「この傾向は今後も続くでしょう」と言いたいところですが、グラフを見ると全体的に減少傾向にあるため、2024年がどうなるかは、まだまだ不透明といえるでしょう。
総額は変わらず
2,596,764 → 2,354,637(+155,184)=2,509,821 ▲4%
※(+155,184)は、2023年11月の金額です。12か月分で揃えて比較するために仮に足しこみました。
単体販売の減少分をプレミアムの分配金が補う形になり、結果的には微減の4%減となりました。
月当たりにすると、約20万円(税引き前)となります。この金額だと副業として十分といえる金額でしょう。
2024年の目標値
さて、以上を踏まえて、2024年の目標値です。毎週1つ以上作るのは、ちょっと大変でした。2024年は2週に1個以上は創作しようと思います。そして、月10万円以上、年額120万円以上を目指したいと思います。
ちょっと弱気な目標設定のように見えますが、最近の減少傾向を見ると、これまでの2年間と同レベルを維持するのは難しいと感じるためです。
あけおめスタンプ2024の結果
次にあけおめスタンプ2024の結果についての報告です。
あけおめスタンプ2023は、以下の記事でも書いているように、かなり期待を上回る結果となりました。その結果を踏まえて2024年も創作したわけですが、その結果はどうだったでしょうか。
年末年始の売上
LINEさんのサイトから画面キャプチャーを貼ります。
年末年始の12月31日と1月1日は予想通り大きく売れました。
でも金額が「あけおめスタンプ2023」に比べるとかなり小さいです。
「あけおめスタンプ2023」で販売した4種類のスタンプは、以下の通りでした。
これに対して、「あけおめスタンプ2024」は、以下の通りです。
※「クリスマス直前スペシャル」のスタンプが混ざっていますが、気にしないでください。
5種類のあけおめスタンプの総額は、77,350円となりました。
昨年は140,895円でしたので、約半分に減ってしましました。
最後にリリースした「パンダ」のスタンプのみ2023年と同じレベルで、それ以外のスタンプはあまり売れませんでした。
辰年なのに、辰のスタンプもあまり売れていません。。。
ブタ(きのこ)のスタンプなどは、通常のスタンプよりも売れてない。。。
地蔵スタンプは、そこそこ売れましたが、2023年版の再販をしたこともあり、パイを奪われてしまった感じです。(2023年版の売り上げが、2,918円もある)。
この結果を見ると、昨年書いた記事「ライン「あけおめスタンプ2023」特集に参加すべきかどうかの答えがでました。」は、訂正が必要な状況のようです。
「あけおめスタンプ2024」が伸びなかった理由は、いくつか考えられます。
母数(競合相手)が増えていること。
販売開始時期をLINEさんにお任せしたこと。
絵柄に飽きてしまったこと。
LINEさんの宣伝の仕方が変わったこと。
通常スタンプだからかも。
などです。1点目の競合相手が増えていることは明らかでしょう。SNSなどを見ていても、ひとりのクリエイターがあけおめスタンプを目指して大量に創作しています。これだけたくさんのスタンプが年末年始にまとめてリリースされたら、売れなくなるのは仕方ないです。
2点目についてですが、「審査通過したら自動リリース」という機能が実装されたため、urajoは、これにお任せしてしまいました。その結果、第1弾の販売開始時期にまとめて4つのスタンプがリリースされ、その内、辰のスタンプだけがLINEさんの「新作が出たよ」で通知されたのです。さらに第2弾のリリースのタイミングで、パンダのスタンプが「新作が出たよ」で通知されました。
これまでも何度も書いているように「新作が出たよ」の効果は絶大です。辰のスタンプとパンダのスタンプは、通知直後にそれなりの数が売れました。逆に「新作が出たよ」に載らなかったスタンプは、販売後もあまり数が伸びませんでした。
リリースタイミングは、手動でコントロールした方がよいかもしれません。
3点目は、明確な根拠はありません。しかしながら、旧作の地蔵スタンプの再販で一定数売れていること、逆に新作が伸びなかったこと、を考えると、一部のファンの方は購入してくれるものの、それ以外の方には売れにくくなったのかもしれません。
4点目も明確な根拠はありませんが、LINEさんのあけおめスタンプの宣伝の仕方が変わりました。2023の時は、かなりの頻度でLINEメッセージが届いていたように思います。良い面と悪い面があるので何とも言えませんが、2024は比較的自制された通知だったように思います。
5点目については、あけおめスタンプに限らず気になっている点です。最近のスタンプは、アニメーションだったり、飛び出すスタンプだったり、凝った作りのものが増えてきました。特にあけおめスタンプは、最低金額が250円です。普段は120円で販売されている通常スタンプで戦うのは厳しくなったかもしれません。
「あけおめスタンプ」に参加すべきか?!
来年の「あけおめスタンプ」特集には参加すべきでしょうか?!
やはり、参加すべきでしょうね。昨年度比では激減しましたが、それでも1年間を通じて最も売れやすい数日間、という事実は変わらないでしょう。
SNSを見ていると年始の1月1日だけで100万円近くの分配金が出ている人がいました。まだまだ夢のある話です!絵心のある方、来年の「あけおめスタンプ」特集を目指してみてはいかがでしょうか?!
おわりに
1月1日から大地震があったり、2日には航空機の事故があったり、大変な新年の始まりとなってしまいました。
まだまだいろいろなことがあると思いますが、皆様にとって良き一年となりますように!