裏インド旅行記

2002年の2月、インドに旅した大学生が巻き込まれ、逮捕者まで出してしまった複雑怪奇な…

裏インド旅行記

2002年の2月、インドに旅した大学生が巻き込まれ、逮捕者まで出してしまった複雑怪奇な事件。『裏インド旅行記』は、事件のことを記録に残すために僕が現地で書き残した16枚のレポートが元になっています。一人旅/バックパッカー必見のインド旅行記です。

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    2002年の2月、インドに旅した大学生が巻き込まれ、逮捕者まで出してしまった複雑怪奇な事件。 『裏インド旅行記』は、事件のことを記録に残すために僕が現地で書き残した16枚のレポートが元になっています。 『裏インド旅行記』には一部過激なシーンなども登場しますが、みんながみんな僕らのような怖い体験をするわけではありません。でもインド旅行初心者が必ず一度は騙される手口が満載なので、僕が『地球の歩き方』で予習したように、参考にしてもらえるとうれしいです。 インドは様々な顔を見せてくれます。 遥かインダス文明より悠久の歴史を刻む神秘的な国。 あるいはカレーとスパイスの匂い漂う灼熱の国。 近年は経済発展著しいIT大国の顔も見せています。 でもそれはインドの「表の顔」。 あなたの知らない「裏インド」の旅へようこそ。

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2002年の2月、インドに旅した大学生が巻き込まれ、逮捕者まで出してしまった複雑怪奇な事件。 『裏インド旅行記』は、事件のことを記録に残すために僕が現地で書き残した16枚のレポートが元になっています。 『裏インド旅行記』には一部過激なシーンなども登場しますが、みんながみんな僕らのような怖い体験をするわけではありません。でもインド旅行初心者が必ず一度は騙される手口が満載なので、僕が『地球の歩き方』で予習したように、参考にしてもらえるとうれしいです。 インドは様々な顔を見せ

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    • エピローグ

      「O-6です」 「はい?」 「O-6です」 「なんですか、それ」

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      • Chapter30「マフィアからの着信」

        インドから帰国して2日が経った3月12日朝11時30分。 「プルルルル プルルルル」 着信がなる。 070-5592-×××× マフィアだ。本当にかかってきた。

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        • Chapter29「あっけない幕切れ」

          朝、日本航空の現地オフィスでチケットの確認をした後、リキシャーをチャーターしてオールド・デリーを観光する。 ラール・キラーを見学した後、「デリーの浅草」と呼ばれるチャンドニー・チョウクをぶらぶら。

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        記事

          Chapter28「希望」

          ボスの逮捕でひと段落したので、弁護士から連絡がくるまでお茶でも飲もうということになり、YMCAのレストランに行くことにした。 もう16時を過ぎていたが、昼飯を食べてないのですごく腹が減っている。僕はサンドイッチと紅茶を頼んだ。

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          Chapter28「希望」

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          Chapter27「逮捕」

          車で10分ほど走り、僕らの乗った車と私服警官が乗った車はニセ政府観光局の前に到着した。 中に入ると下っ端の男が一人いた。僕と田中君は奥のブースに座らされた。

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          Chapter27「逮捕」

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          Chapter26「サイン」

          今日はオールドデリーに行ってラール・キラーを観る予定だったが、それでは12時には間に合わないので予定を変更しておみやげの紅茶を買いにいく。 デリーに10日近くいるというのにほとんど自分たちで観光ができていない。 12時少し前にマックの前で待っていると、近くにいた客引きが絡んできた。

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          Chapter26「サイン」

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          Chapter25「デリー帰還」

          3月7日。 僕らは再びデリーへ帰ってきた。

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          Chapter25「デリー帰還」

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          Chapter24「ブッダガヤへ」

          2月21日。 10時半にメイン・バザールで再びバグワンダスと遭遇。

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          Chapter24「ブッダガヤへ」

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          Chapter23「報告書」

          2月20日。 朝起きてすぐ昨日取れなかった夜行列車のチケットを取りにいく。

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          Chapter23「報告書」

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          Chapter22「19日の平穏」

          朝起きて僕らはアジャイゲストハウスからスターパレスゲストハウスに宿を変更した。 さっそくスターパレスから家に電話してみると、電子メールに写真を添付して送ったとのこと。

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          Chapter22「19日の平穏」

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          Chapter21「人間不信」

          帰りはリキシャーをひろって帰るつもりだったが、旦那さんが車でメイン・バザールまで送ってくれた。 部屋に戻ってふたたびいろいろなことを検証すると、Delightでの会話をひとつひとつ思い出してみても、やはりあれらが演技だとは思えないという結論になった。 旦那さんは不平を言わないという誓約書も関係ないと言っていたが、本当だろうか?

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          Chapter21「人間不信」

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          Chapter20「訴訟」

          しばらくすると、弁護士のお兄さんが家にやってきた。 お兄さんは旦那さんと兄弟というだけあって、背が高くがっちりとしている。

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          Chapter20「訴訟」

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          Chapter19「ナラヤン家の夕食」

          アジャイゲストハウスの前で待っていると、洋子さんは旦那さんと息子のアーディン君を連れてやってきた。 なぜか20歳くらいのカップルも一緒だ。

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          Chapter19「ナラヤン家の夕食」

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          Chapter18「バグワンダスの変心」

          2月18日。 バグワンダスと約束した9時半に田中君に待ち合わせ場所に行ってもらい、僕が体調を壊したので今日はホテルで休みたいと言うと、バグワンダスは「具合を見たいから連れてきてくれ」と言ったらしい。 田中君が部屋に戻ってきた。

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          Chapter18「バグワンダスの変心」

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          Chapter17「疑念」

          600ドルは50ルピー札の束で27000ルピー分受け取ることになった。枚数にして540枚だ。 厚さ5cmほどの札束が2つ、ホッチキスで留められている。 おそらくわざとこういう形にしたのだろう。これを全部数える気にはなれない。

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          Chapter17「疑念」

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