彌勒忠史プロフィール
千葉大学卒業。同学大学院修了。東京藝術大学声楽科卒業。1999年よりイタリア政府奨学生として渡伊。国内外のオペラ、コンサート、「題名のない音楽会」「関ジャム完全燃SHOW」などをはじめとするTV・ラジオ番組に出演。2015年よりNHKラジオ「まいにちイタリア語」講師。
CD「B.ストロッツィのカンタータ集」(Tactus/「レコード芸術」2011年ヘヴィ・ローテーション盤)、「音楽の友」2011年ベスト・コンサート第1位のユニットによる「No early music, No life?」(OMF/朝日新聞推薦盤)など。著作『イタリア貴族養成講座』(集英社)、『歌うギリシャ神話』『裏声歌手のモンテヴェルディ偏愛主義』(アルテス・パブリッシング)など。連載記事多数。
イタリア国立G.フレスコバルディ音楽院講師、東京藝術大学音楽学部声楽科教育研究助手を経て、桐朋学園大学大学院特別招聘講師、放送大学、学習院生涯学習センター非常勤講師。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール等の審査員。公式在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。
またオペラ演出家として、朝日新聞、「音楽の友」誌上で2015年の年間ベスト・オペラとなったヴィヴァルディ《メッセニアの神託》を始めとするバロックから近現代に至る作品の演出を手掛ける。
日本伝統芸能とのコラボレーションなどを積極的に行い、市川海老蔵特別公演《源氏物語》では歌唱と指揮、洋楽アドヴァイザーを務める。
古楽の分野で抜群の表現力を示しただけでなく、S.シャリーノ作品やA.ライマン《メデア》(平成24年度文化庁芸術祭賞音楽部門大賞)など現代作品でも優れた歌唱を披露するなど、数々の好演により、カウンターテナーとして史上初となる平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(音楽部門)を受賞。日本演奏連盟、二期会会員。
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