インテリアテイストを分析してわかった、オシャレな部屋に共通した特徴はバランス感覚!【理論でインテリアは作れる】
こんにちは、崇島です。
インテリアテイストを13種類ご紹介した記事の続きです。前の記事はこちら↓
この記事だけでも問題なく楽しめるので、続きを見たい方はそのままどうぞ!
今回は分析して表にまとめ、どんなスタイルがオシャレな部屋になりやすいかを解説していこうと思います。
・13種のインテリアはこちら
①モダン
②北欧
③ミッドセンチュリー
④トラディショナル
⑤トランジショナル
⑥ボヘミアン
⑦インダストリアル
⑧コンテンポラリー
⑨ミニマリスト
⑩フレンチカントリー
⑪ラスティック
⑫シャビーシック
⑬コースタル
・分析してみる
これを質感と言う視点で考えてみます。
シンプルか、ディテールが強いかに分けてみます。
シンプル→モダン、北欧、コンテンポラリー、ミニマリスト、他にもSOHO(都会的)スタイルなど
ディテール→トラディショナル、ボヘミアン、インダストリアル、フレンチカントリー、シャビーシック、ほかにも和室など
どちらでもない中間→トランジショナル、ミッドセンチュリー、コースタル、ラスティック、ほかにも和モダン、アールデコなど
こちらを横軸としてまとめます。
次に、印象で分けてみます。
クールか?ソフトか?の観点で分類しましょう。
ソフト→北欧、トランジショナル、ボヘミアン、トラディショナル、フレンチカントリー、シャビーシック、和室など
クール→モダン、コンテンポラリー、ミッドセンチュリー、インダストリアル、アールデコ、SOHOなど
中間→ミニマリスト、コースタル、ラステイック、和モダンなど
こちらは縦軸としてみましょう。
・図にまとめる
できた図がこちらです。
端の方に近いほど、極端で個性が強い印象のスタイルといった感じです。
地域や時代に準じたインテリアなので、それが悪いとかは全くないのですが、現在の感覚で一般的にオシャレかというとやりすぎに感じてしまう面はあると思います。
シンプル過ぎればつまらなく殺風景に、ディテールが多過ぎればごちゃごちゃして見え、ソフト過ぎれば野暮ったく、クールに寄りすぎるとカッコつけて鼻につく、といった具合です。
中央に寄ったスタイルはその辺りのバランスがとれた状態で、ものの多さや風合いもちょうど良く、印象もニュートラルで飽きがこないオシャレな印象を与えると言えるでしょう。
・どう対処すればいいのか
中央部に「オシャレ地帯」を定義してみました。
好きなスタイルやできたインテリアが極端よりに感じる時には、足りない逆の要素をちょい足ししてバランスを取ると洗練された雰囲気が出ると思います。
例えば、無機質で殺風景すぎる時は天然素材や植物を足します。
やぼったい印象の時は金属やガラスなどクールの要素を増やす、光沢素材のファブリックを使って高級感をプラスするなど、オシャレ地帯に寄せるイメージで足し引きを計算するようなイメージです。
・部屋の事例で見てみましょう
直線的でシンプルな家具、植物を置いてディテールを足し縦軸の要素を組み合わせています。
カラーは明るい色でソフトさを、暗い色でクールさをミックスし、こちらも強くどちらかに傾かないようにバランスをとっています。
ほかにも寒色系はクール、暖色系はソフトに感じる効果があるので、色や明るさで部屋に足りない要素をカバーするのに使えるテクニックとして覚えておくといいと思います。
・流行のインテリアの正体
例えば、BOHO、和モダン、アーバンインダストリアル、韓国系などの流行のスタイルは、極端側に近いインテリアをミックスすることで、オシャレ地帯に入るようバランスをとったインテリアテイストだということに気づきました。
今後、相性のいいミックスの新しいスタイルがこの法則から生まれてくるかもしれませんね!
・今回のまとめ
このように、今あるインテリアの足りないもの、多すぎるものを分析してバランスを取れば、よりオシャレな部屋が作れます。
インテリアやファッションの足し算引き算というものはよく聞くと思いますが、具体的にどうすればいいのか?よくわからない方も多かったのではないでしょうか?
今回の図を参考に、反対側のテイストの要素でオシャレ地帯に寄せるようにすると考えていけば、実際何をすればいいかが自ずとわかってくるかと思います。
ディテールが多いならシンプルに寄せる、ソフトすぎるならクール要素を足す。
センスや感覚に頼らなくても、オシャレな部屋は作れます。
インテリア迷子の道しるべとして使ってもらえればと思います!
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