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自己嫌悪の夜

 嫌な記憶が蘇って苦しくなる。だいたい自業自得なのでますます苦しくなる。そういう連鎖。そんな日もある、と、自分に言い聞かせる。だいたいこういう事を考える時は疲れている。

 何もかもを欲しがってしまう時、立ち止まって、本当に欲しいものが何かを自分に問いかける。すべてを手に入れることはできない。ただ、本当に欲しいもののために、いまできることをすることはできる。本当に欲しいものは何か、本当にしたいこととは何か。

 自己嫌悪は、立ち止まって自分を労わり、見つめ直す必要があることを教えてくれる感情なのかもしれない。自分を責めることはせずに、次へ進むための知恵を蓄えたい。間違わない人間などいないのだから。


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