伝えていく事。
今日は小金井市は市長選挙と市議会議員補欠選挙日です。
突然の市長退任には驚きましたが、見えない所で色々な事情があるのだと思いつつ、西岡元市長お疲れ様でした。
今度はどんな小金井市のリーダーになるのか楽しみです!
そして本日は11月30日(水)新しく白井市長が誕生しています!
市長!介護者支援も宜しくお願い致します。
先日、企業介護カフェは「ダブルケアと仕事と両立」を開催しました。
講師に「こだまの集い」代表理事:室津瞳さんをお越し頂開催をしました。室津代表と打合せをした際にお互いの介護の環境を話しました。
ほぼ同じような年齢と介護の状態が一緒に驚き仲間がいたと言う安堵感がありました。
当時、室津代表と出逢えていたならば、私も一緒に“ダブルケア”を知る機会の啓発をしていたはず!多分きっとやっている♪
そんな気持ちになり当時も振り返る時間になりました。
ダブルケアとは?
子育てと介護が重なっている状態のこと(広い意味では、親族内に複数のケアが重なっている状態もダブルケアといいます。)
※NPO法人こだまの集いホームページより
私もまさに親の介護当時は“子育て真っ只中”の日々でした。
ママ友は、介護をしている人がいない年齢20代後半から30代後半です。
そんな時、自分の“感情“は孤立していました。
なので同じ経験をしている仲間を探したかった。
でも、私にはそんな時間はありませんでした。
なぜならば、要介護者親の病状の変化と子育てに日々翻弄をされ、
自身の事に時間をかける余裕など“これっぽち“もありませんでした。
親の為、子どもの為に時間を使っていました。
当時、自分の周りの全ての人が敵に見え妬み、最後は一番可愛い時期であった娘までも敵に見えるようになり、それは自己嫌悪になりました。
誰も周りの人が私を責めるようなことはしていません。
逆に私を気遣い心配をしてくれました。
ですが、その時の自分は一人抱え誰も理解をしてくれないと
思い込んでいただけです。
介護が終わり客観的な視点が戻ると、全ては事前に“病気”“医療”
“介護の制度”“死生観”何も知らない無知であったからと理解しました。
又、介護の終わりに私は葛藤をしていた時期がありました。
子どもに死生観、親の死をありのまま見せて良いのか?と言う葛藤です。
昔の大家族であればそれが幼少期から当たり前の日常に死や生は家の中にありました。
今も私が体験した時代は全て家の外にその環境があります。
死は病院、生も病院です。
当たり前の生活の中で死生観は身近にどちらも、
子どもは経験できない時代になり知らないのです。
私の祖母は自宅で老衰で亡くなり、当時私は中学生でした。
なんとなく世の中を知るような年齢の為、死と言う衝撃はありました。
親も介護をしていた場所は病院へ通うと言う記憶です。
ですが、親が病死と言う私の経験は、思い描いていた年齢よりと異なる時間で死別に向き合う事は本当に受け入れ難いことでした。
当時そんな私の状態を子どもは察知していたように思います。
なぜならば本当にしっかりした子どもになっており、私は無意識で色々とこどもからサポートを受けていたように思います。
母親の影響は子供にとって本当に多く影響はありました。
感情を隠そうとしていましたが隠せていなかったと思います。
介護中、介護が終わり子どもは「ごっこ遊び」を真剣にやっていました。
それは、「介護ごっこ」です。
介護が終わっても12歳まで続きました。
当時3.11の震災があり知る事になったのですが、「津波ごっこ」と言う言葉をしりました。
それは子どもが怖いことを「ごっこ」遊びをする事で、
子供なりの時間軸で“恐怖体験“受け入れていくと言う事を知りました。
現在では、少し大人になった子どもは「ママこの写真遺影に良いよ!」
と死に対しての会話は日常になっています。
時間経過親子共に、人の一生と言う時間に起こり得る出来事を学びました。
それは100通りの家族がいたならば、100通りの乗り越え方があるのだと思います。
こうしなければならない等は全くございません。
こんな経験は経験者が伝えていかないとならないと私は思います。
ダブルケアは日々、親か?子どもか?を選ばないとならない中途半端な思いが一番つらい時間でした。
今言えるのは、その時の感情のふり幅が大きい方を選択すると良かったと思います。自身の感情を私は優先して良いと思います。
知りたい人、情報が欲しい人の為に、今後もダブルケアの発信を多くされることを応援していきたいと思います!
さて今回は“家族信託“だけのお話をしたいと思います!
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“家族の介護“〜始まりから終わりまで〜
家族の介護はする人もされる人も初心者です。100家族があったら100通りの介護があり、これが正解はありません。そんな正解のない介護の基本知…
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