介護者の願い…。
こんなTikTokを見つけました。
“これが当たり前“と思う動画でした。
それはSAMSUNGのCMサプライズ動画です。
「バリアフリー」と言うタイトルで、耳の不自由な男性に町中の人
全てが「手話」対応できる言う設定でした。
普通は逆ですよね、「手話」をできる人を探す!ですよね。
最後に彼はサプライズと知り涙しますが、改めてこの動画をみて、
「これが普通」と思いました。
耳の不自由な人だけの「手話」ではなく、誰もが言語として取得する社会。
手話だけでなく全ての障がいと言う枠にある事柄を、全ての人が取得をしていることが、それが「バリアフリー」ですよね。
こんな社会に行きたい・生きたいと思う良い動画に出逢いました。
今回は介護者の願・・・。
“どうか私の親はいつまでも甘えらえる存在でいて欲しい。“
介護者は受け入れられない事が多くある。
それは、親の介護の場合、介護者自身を認識できなくなる、
子どもの事を忘れてしまう時に葛藤が起こる。
“そんな時の介護者は色々な手段を試みる。“
「私の名前わかる?」
本人(介護者)の不安を打ち消すための確認になりますね。
しかしながら、親の認知症が進んでいる場合は、“名前が出てこない”
認知症初期アルツハイマーの症状の場合は、上手く誤魔化す事が出来るため、時に親は疲れてしまう。
実際は名前は忘れてしまっている。
“介護者はそれを認めたくない“為に、何度も毎日聞いてしまう…“不安だから”
それは、親の変容を受け入れられないから…。
認知症の症状とは、ストレスがかかる事が症状は進行すると言われる。
マニュアルな接し方としては、“否定をしない。“
例えば、子どもの事が認識できなくなってしまった時に
介護をしている子供の事を「看護師さん?」と間違っていても、
“看護師さんの役を演じる“事で、症状は落ち着く。
逆は「看護師さんでは無いよ!子ども〇〇〇だよ!」と認識を訂正し
理解させようとする事が一番症状を進んでしまう。
親はいつまでも頼れ・優しい・厳しく親らしくいて欲しいのは、
子どもの願い。
親は、年齢と共に老い介護状態になるのが人として老化である。
こんな当たり前の事も実際自分の親が老いの状態になると、
全ての事に抗いが始まる。
それも普通。親の変化変容に冷静でいる事などできないのです。
こんな状態、抗う程介護は疲弊していきます。
いつかその変容を受け入れられる時に、介護は楽になり介護から最期の時間をより大切に過ごす事ができると思います。
介護にマニュアルはありません。家族それぞれの形があり、
その形に添い介護をするのだと思います。
ちなみに私の母は最期、私を「看護師さーん」と呼んでいました。
辛かった‥‥。
そんな時間を経験しましたが、その後すぐに「看護師」役を
演じていました。抗う事を直ぐ諦めました。
今思うと“なぜ“できたんだろうと思います。
長い時間介護の緊張感が、「もういいや!」と自然に思えたように思います。
私の中の「親への期待」が外れてくれたと思います。
人にはそれぞれのタイミングがあるのだと思います。
そのタイミングまで“抗う“それが介護“なんだ思います。
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“家族の介護“〜始まりから終わりまで〜
家族の介護はする人もされる人も初心者です。100家族があったら100通りの介護があり、これが正解はありません。そんな正解のない介護の基本知…
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