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負の感情を消化(昇華)する〜離婚パパの逆転珍道中〜
人生とは病院のようなものだ。
そこにいる患者はみな、自分のベッドの位置を取り替えたい欲望に取り憑かれている。
ーシャルル=ピエール・ボードレール
(フランスの詩人)ー
お久しぶりです。
約半年ぶりの投稿になります。
今年7月に泥酔し走行中の車を蹴り飛ばした僕。
車に傷はしっかりついているのに、何故か僕自身は無傷という神技的行為。
それ以降というもの、自分の内面と対話する期間を設けてました。
ストレスを溜めないというのはとても難しく、その場で言わないと自ずと脳内のメモリーへ溜められていきます。
そして既視的状況が再発された時に、ふと忘れ去ったはずの過去のストレスが甦る。
これの繰り返しによりストレスの限界を迎えているのでしょう。
皮肉にも人の賢さは自分を殺す最大の武器でもあるようです。
・負の感情を消化(昇華)する
私生活の中で誰しも必ず嫌な事・不快な事があるかと思います。
待つのが嫌な人もいれば、人混みが嫌いな人、朝から話しかけれたり自分の時間を阻害される事が嫌いな人。
10人いれば10種類以上の嫌が貯まるはずです。
人生においてこの嫌な感情や事象を完全に取り除くことはできません。
逆に言えば必ず嫌な事と対峙することになります。
すなわちこの負の感情・イメージをいかに解消していくのかが人生をより豊かにできるか?のポイントとなるのです。
多くの人はこの解消法として下記の消化という選択肢を取っているように感じます。
ー消化ー
嫌なことを無かった事、見なかった事として負の感情を引きずらない手段・解消法
しかしこの手段には落とし穴があります。
それは本質的原因が解消されていないが故に、擬似的事象が起こった際に負の感情が呼び覚まされると言う点になります。
そしてこのループは繰り返し呼び起こされます。
ではどうすれば解消されるのか?
それは消化するのではなく、昇華させると言う事です。
昇華させる事で問題の本質を解消し、負の感情を良い方向へと飛躍やせることができます!
具体的な方法としては下記になります。
①嫌な事があった際に負の感情を噛み締め(その情景を思い返し嫌な感情を呼び起こす行為)ながら、その時の感情と事象をノートに殴り書きする。
②その感情と事象に対して
・どの事柄・話が嫌だと感じたのか?
・何故嫌だと感じたのか?
・過去に似たような事で同じ思いをした事はないか?
をノートに書き出す。
③共通する原因をまとめ、そこに対しての改善策を立てる
この点の重要な部分は①の『噛み締める』と『殴り書きする』という2点になります。
負の感情というのは噛み締めれば噛み締めるほど再発する事がすくなくなります。
また殴り書きする事で、その時の筆圧から当時の自分がどれだけ嫌だったかを擬似体験する事ができます。
人生というのは目を逸らせば逸らす程、逃げれば逃げるほど大きな問題となって再び自分に降りかかってきます。
一つずつ乗り越え、皆さん各々の人生を豊かなものへと変えていってください。
2025年に向けより昇華し、自身の飛躍にも役立てていこうと思います!