「死」の影がチラつく時

アラフォーともなると、望む望まずに関わらず、中途採用組でもチームを持たされたりすることがあります。

3月初旬に前のチームリーダーが会社と対立して、いきなり出社しなくなった為、急遽繰り上がりでチームリーダーを拝命することになりました。
同月に転属されたばかりの営業所で。

しかも4月にはその営業所がホスト営業所となる大きなイベントが開催されることが決まっている中で…

正直、自身の気持ちも含めて準備期間が短いことを理解しながらも、気合いと根性で何とか出来ると自分を鼓舞しながら引き受けたのですが、ホスト営業所である以上、当然目標値は高く設定され、自分でもやる気を奮い立たせていましたが、急造リーダーのもと約1か月で営業所全体の営業力が急激に伸びるはずもなく、イベント動員数や成約数字では、上から詰められて当然の成果しか挙げられませんでした。

何とかリーダーとして自分でカバーをしようと休日返上で動き回っていましたが、自分ひとりの力なんて小さなものです。

上からは、プロセスだけで評価して八方美人なままでは他のメンバーの数字も上がらないぞ、やらなければならないことは厳しく伝えろとの当たり前の指示が出ました。

が、いきなり自分のキャラを変えることも出来ず、結果として逆にイベント終盤でメンバーにリアリティのない数字を追わせることになり、すっかり参ってしまいました。

フルコミの世界なので、次月のメンバーの給与などを考えると、リーダーを続ければ続けるほど金銭面で危機を迎えることが明確になっていき、このところ、死んだら保険金がいくら支払われるんだったかな?家のローンも団体信用保険で帳消しになるはず、、などついつい「死」が頭の中で交錯するようになってきてしまいました。

思わず家族にもそんなようなことを洩らしてしまい、わずか少額の借金の可能性やプレッシャーなら、死なないで今の環境から逃げてしまえと言わせてしまう情け無さ。

さて、イベントはGW明けて後半戦に入ります。

少なくともイベント終了までは何とか最後のひと踏ん張り!

それでダメなら堂々と逃げるのもありかな?

ぶっちゃけ死にたくない…

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