アルゴビ(20191123スパイス体験講座)

11月23日の講座でお試しいただいたメニューから、まずはアルゴビについて掲載します。

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インド料理店ではよく見かけるメニューで、インド料理のレシピ本にはたいてい載っている、じゃがいもとカリフラワーのカレーというか炒め煮というか… 召し上がってみておそらくどなたも『美味い!』と感じられたのではないかと思います。

さて、こしらえるにはカリフラワーを買ってこなきゃいけません。じゃがいもはいつでもどこでも買えるし、スパイスも基本的なものばかりでさほどハードルは高くないのですが、生のカリフラワーは季節ものだしべらぼうな値段だったりで野菜売場の高嶺の花です。値札をチラ見してそっと視線を逸らす、それよくわかります。

でもこの頃は、時期になるとスーパーの産直売場ではよく見かけるようになりました。流通品よりも比較的買いやすい値段で新鮮です。出会ったら深く考えずにぜひ確保してアルゴビを作る羽目になってしまいましょう。

ところがカリフラワーさんてばお金だけじゃなくて手間もかかります。小房に切り分けていくのは控えめに言って最高にめんどくさい作業です。アルゴビを食べたい一心で頑張るしかないです。『美味しい!』そう言ってもらうことでしか報われない作業。ここはぜひ、強要してでもそう言わせるぐらいの心づもりでせっせと割り続けてください。

でも、世の中には冷凍カリフラワーがありますので、こちらをご利用いただくといつでも簡単に作っていただけるかと思います。

調理過程では難しいことはとくにありません。クミンの香りを纏った油を具材によく絡めてから蒸し煮にしていただくことと、お好みでじゃがいもとカリフラワーの投入に時間差を設けて食感を調整していただけることぐらいでしょうか。ほっくりのじゃがいもとパキパキのカリフラワー、というのが個人的には好みです。

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