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1番大切にしていること


1番大切にしているのは、なんですか?と聞かれたら
間違いなく「家族」と答えます。
誰もが自分を臆することなく表現できたり、安心して発言できる環境をつくりたいというわたしの根っこは、家族と過ごす安心感と同じ感覚があるのです。
そしてその「家族」は、自分の存在あってのものだというのも含まれています。

ちなみに我が家の家族構成は
2歳年上の夫、社会人の息子(25歳)、中学3年生の娘(15歳)、幼稚園の娘(4歳)
なので、大抵の人はびっくりします。笑
子育て長いですね!って言われることもあるし、歳の差にも驚かれます。
(そんな家族だからこその紆余曲折がありましたが、それも今ではすべて良い経験!この話はまたどこかで…)

ブログを通じて得た経験

昔懐かしのmixi(ミクシィ)時代は20代だったわたし。
情報が今ほどネットで探せるわけでもなく、コミュニティのひとつとして、mixiのオフ会に参加したり、リアルでつながる人との関わりの方がまだまだ多かった頃。
毎日決まった時間に仕事に行き、与えられた業務をこなし、ちょっと早く帰れる日にはひとりラーメンや、カフェ巡りで息抜きをして、その記録を食べ歩きブログに書いているような生活でした。

30歳で初めて地元の岡山を離れ、広島に引っ越し。
引っ越してすぐに2人目を妊娠し、「自宅出産」をしようと決めたので、食べ歩きブログはガラッと変わり、自宅出産への道を綴ることに。
わたしが自宅出産について調べていたその頃は、ネットにもまだ自宅出産の情報が少なく、もしかしたら自分の経験が誰かの役に立つかもしれないという思いからでした。

つたない情報や、日々の日記のようなブログではありましたが、発信したおかげで、全国各地の同じ妊娠中の人や子育て中の方とつながり、広島では実際に会える友人もたくさんできました。
わたしにとって書くことが人とのご縁をつないでいくことに直結していて、毎日のようにアウトプットしていた気がします。

出産を経て、少し落ち着いた頃、子どもと過ごしながらも
『さて、わたしはナニモノなのだろう・・・??』
と考えるように。
子育てしているから「母」なのだけど、それ以外の自分を模索しながらブログを読むことが増えてきて。
家族が大事、それはまったく揺らがないことで、でもどこかで「自分」を必要とされたい、自分のチカラで何かを成し遂げたい、誰かの役に立ちたい、そんな思いがふつふつしていました。
そうはいっても、今まで与えられた、制限のある中での仕事しかしたことがないわたしにとって、子どもがいる中でお金を稼ぐということに、大きな壁のようなものを感じていて、どうしたらいいのかわからないモヤモヤが続く日々。
夫は会社員だし、安定した仕事。
わたしが取り急ぎ働かなくてはいけないような生活でもなく、パートで働いて子育てをするのは、自分が望んでいることと違うような気がしていたんです。

だからといって、自分で何かできる技術や資格があるわけでもない。
みんなどうしてるんだろう?わたしは何をしたらいいんだろう?と、考えるようになり、ブログでいろんな人の仕事が気になりだして、検索しまくりました。
そこで最初に出会ったのが【ライフオーガナイザー】という資格です。

夫は整理整頓や片付け、掃除するのも、丁寧かつ上手にこなしていくような人。
それに対して、わたしはうまくできない申し訳なさがありつつ、と言いながらも、本音はきっと対抗心があったのだと、今なら思います。
とにかくその頃は、生活を整えたい、とっちらかってる思考も環境もどうにかしたい!という思いから、ブログで出会った【ライフオーガナイズ】という言葉にわくわくしながら、初めてブログ経由で講座に申し込みをしました。

ライフオーガナイズと出会っての変化

ライフオーガナイズと出会って、学びを深めて資格を取ろうと思ったのも、自分が片付けに悩むことなく、気持ちを軽くしたい、家族との時間を楽しむ余裕が欲しかったから。
家で過ごす時間が豊かであることは、わたしにとって大事なのです。

仕事から帰ってきた夫が寛げる空間であること。
学校から帰ってきた息子が勉強しやすい環境であること。
(とはいえ、当時小学4年生だった息子は、宿題をちゃちゃっとする程度の勉強でしたが…)
娘のおもちゃが散らかっても、元に戻しやすい仕組みがあること。

そんなことをイメージしながら、講座を受講していました。
受講する前は、家族のためにという思いが強かったのですが、学びを深めていくうちにそれは「自分のため」に変わっていきました。
家族のためにやっている、というのはどこか認めて欲しさというのか、評価を求めていたんだな、って気づいたんです。
「わたしが」どうしたいのか。どんな生活をしたいか。どんな空間が好きで心地よいか。
まずそこがあっての片付けや整理整頓だと気づいてからは、どんどん面白くなり、これを仕事にしたいと思うようになったんです。

ライフオーガナイザー1級の資格を取得して、仕事ができるようになったわたしが得た大きな気づきは、家族が1番大事なこととその家族を大事にしている自分自身も大切にしよう、ということでした。

ライフオーガナイズで学んだ「時間の管理」や「思考の整理」のおかげで、わたし自身の仕事と家族時間のバランスは取れるようになり、その経験も活かして
「時間をうまく使えない」
「思考があちこち散漫してしまう」
というような方のサポートもしています。

家族のために始めた学びは、自分の根っこが広がり、芽が出て木が成長していくようなイメージ。

どれだけ木が大きくなっても、根っこは揺らぐことなく、常にわたしを支えてくれています。

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