一朝一夕では身につかないもの
技術さえあれば何とかなる、
テクニカルな部分が多い人が「偉い」「魅力的」なのか?
確かに、
そんな人はとてつもなく魅力的ですし、かっこいいし、頼りにもなる。
でも、あるとき気づきました。
それだけではないと。
チームで仕事をしたり、人と人が関わり合う仕事の世の中では、
ヒューマンスキルがなければ、本当に評価されることってないんだなって。
今、ふと過去を振り返ってそう感じています。
それは、前職で若手を教える立場になったときに痛感しました。
相手は新卒の女の子二人。
正直、
最初は「なんでわからないんだろう?」なんて思ったこともありました。
自分では一生懸命説明しているつもりだったんですけど、
どうしても専門用語になっちゃってました。
今更だけど、ごめんね〜。
でも、専門用語になるって、結構あるあるですよね?
もしかしたら気づかずにやってしまっている人も多いかもしれません。
気づけば、彼女たちは僕に頼るよりも、同期同士で解決することを選んでいて、「あぁ、自分が壁を作っちゃってたんだな…」と、そのとき初めて気づいたんです。(汗)
その時にようやく
「ヒューマンスキルって、単に知識を伝えることじゃなくて、相手の立場に立って理解を引き出す力なんだな」と実感しました。
残念ながら、前職は退職してしまったので挽回するチャンスは得られませんでしたが、この経験は僕の中で大きな学びとなっています。
これ以外にも、デザイナー時代にはうまくいかないこともたくさんありました。相手に共感しようと一生懸命話を聞いていたのに、
その人が求めていたのは「共感」ではなく「具体的な答え」だったんですよね。
「あ、やっちゃったな…」と思った瞬間でした(笑)。
「なんか曖昧な人だな」と思われたことは確実です。
しかも、一度や二度ではなく、何回も同じことを繰り返していました(笑)。
それ以来、「相手が何を求めているのか?」をまず考えるようにしています。「相談」なのか、「答え」なのか、
それともただ共感してほしいだけなのか…。
これって、素敵なパートナーを持つ男性の方にとっても、共通の悩みなんじゃないかなって思っています(笑)。
少しずつですが、
僕自身、ヒューマンスキルが磨かれてきたことを実感する場面が増えてきました。以前よりもフラットに物事を見て、目的を達成できる発言ができるようになってきたんです。
「お、ちょっと成長してるな」って思える瞬間があると、やっぱり嬉しいものです
考えてみると、ヒューマンスキルって、すぐに手に入るものじゃないんですよね。
もっと人として魅力的になりたいなぁ〜
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