【詩】月曜日の朝
嬉しい月曜日の朝
水田がキラキラ光っていて
自転車をこぎながら君を探して
駐輪場にはいなくて
下駄箱のとこにもいなくて
教室に入ると君はいた
君は机の上に座っていて
シャツの袖をまくってて
友達とおしゃべりしてて
ケラケラ笑っていて
そして僕と目が合うと
君は「よう!」て手をあげて
僕も「よう!」て手を振って
ちょっと男っぽくて
お行儀が悪い君
後ろから肩をちょんちょんされて
振り向くと
君の人差し指がほっぺたに刺さったり
ここがわからないと言って
肩をくっつけて来たり
もしかして僕のこと好きなのかなあ
でも君には彼氏がいて
そして日曜日がつまんない